グレーゾーン三男が小学校に入学した時のことをお話します。
当時、三男はとっても楽しそうに入学式を迎えていたことを覚えています。
しかし、やっぱりやってきましたトイレ問題!! このトイレの問題は中学生になった現在も継続しています(涙)
トイレ問題の”まとめ記事”はコチラから。
こんちには。つつじ屋です。
地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしています。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強大好き
次男 大学生 自由大好き
三男 中学生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
小学校入学!
さあ、いよいよ小学校へ入学!
入学式当日、お兄ちゃんのお下がりの入学式用スーツを着て、ピカピカのランドセルを背負い、にこにこの笑顔の三男。
自分のクラスを確認して教室へ。三男君、緊張感ゼロです。まったくいつもと変わらず、ヘラヘラ~。
親は一足先に移動して、体育館で待機です。
3人目の小学校入学式ともなると、周りのお母さん達との年齢差をひしひしと感じます。気軽に話せるお母さんも減ってきますが、ノープロブレム。無理に話そうとか思わなくなりますね。図太くなるというか、おばさん化するというか・・・。
そうこうしていると、新入生が入場です!小さな子たちがキョロキョロしながら、嬉しそうに、恥ずかしそうに入場してきます。ホントにかわいい。
三男も半端なくニコニコ。少し誇らしげでもあります。あー、やっぱりうちの子が一番かわいい。(これってみなさんそうですよね。)
校長先生ぜっこうちょう~!
校長先生の挨拶が秀逸でした。
「校長先生は時々、ちょうちょう先生になります。」
「・・・・・・?」
そういったかと思うと、校長先生は背中に羽、頭に触角をつけて、ちょうちょに変身!するとほかの先生もちょうちょに変身して集まってきて、みんなで
「ちょうちょ~ちょうちょ~な~の~は~に~と~ま~れ~」
と歌いながら踊りだしました。
当然新入生には大うけ。私も踊る校長先生を見たのは初めてです。親にとっても忘れられない入学式になりました。
入学式の日は、6年生がいろいろお世話をしてくれます。
この時、真ん中のお兄ちゃんも6年生。お兄ちゃんの友達も三男のことをよく知っているので、何かとかまってくれます。三男も嬉しそうです。
こうやって友達が三男のことを可愛がってくれるということは、お兄ちゃんである次男が友達ととてもうまくやってくれていたからですね。次男には感謝です。(今、次男と三男は長いケンカ中です。それはまた別の機会に・・・)
調子よかったのに、帰り道、ずーっと泣いている三男。原因は名札が取れなかったから。はあ?それ泣くポイント?
頭にきて(そんなことで怒るなって)名札を取ってあげなかった私。帰宅後、お兄ちゃんが優しくなぐさめ、取ってくれました。お兄ちゃん、いろいろありがとう。(長男)
出ちゃうんです・・・
1年生のころ、学習面で大きく困ったことはありませんでした。算数も足し算、引き算くらいなので、なんとかやれていました。でもやっぱり書くことは苦手なので、国語の漢字はこの時からずっと苦しんでいます。
しかし!1年生の時、学習以外でとても困ったことがありました。それは排泄のこと。おもらししてしまうのです。それも大きい方・・・。1度や2度ではありません。
「トイレに行きたい!」
と訴えることもせず、出てしまった後も何も申告しない・・・。
先生が「なーんかにおうなー。」と思いながらみんなの様子を見ていると、うちの三男の座り方がどこかおかしい。
そーっと「○○くん、出ちゃった?」と聞くと「うん!」と笑顔。←なぜか嬉しそう
あまりに度重なるので、先生から着替えを何着か保健室で保管させてください、とお願いされました。はい、もちろん。すみません。着替え、置かせてください。
そして面談もありました。内容はあまり覚えていませんが、
「家で何か○○くんにストレスになるようなことはありませんか?」みたいなことは聞かれました。
「いや~、ないと思いますけど~。」
小学生になってみんなの前で漏らしてしまったら、かなり恥ずかしくて落ち込みそうですが、三男君は全く平気でした。
「だって出ちゃったもん。」(三男)
だからなに?という感じです。
うんちくん。ヘーキだし!(笑顔)
はっ?大丈夫か?こいつは???
授業中でも仕方ないから、行きたくなったら先生に言うんだよ、とも話したのですが、1年生の間ずっと続きました。でも、2年生になって少し厳しい先生になったらとまりました。
1年生の時の担任の先生が大好きで、保健の先生も若い女の先生だったので、かまってほしかったのでしょうか・・・。
トイレの不安は今もあります。
今でもトイレの間隔はとても長く、こちらが心配になるほどです。しかも本人曰く、
「大きい方が出るのか、小さい方が出るのか、わからん。」
と。その感じが全く分からないのですが・・・。そういう感覚は鈍いのでしょうか。(そんなことってあるのかなあ・・・あるんだなあ・・・。)
そしてありがちだと思いますが、和式トイレは使えません。
キャンプ場のトイレはすわれんで(和式)、できんし! ⇒ 漏らすし。
「トイレに行きたい。」と思った時はたぶんギリギリの状態。なので、野外活動や修学旅行がとにかく心配です。中2の今までは何とか切り抜けましたが、中3の修学旅行がまだあります・・・。トイレ問題継続中。
生まれてから~保育園までのできごと
↓こちらの記事は、生まれて間もないころのお話です。
グレーゾーンの三男にはこんな「あるある」な特徴もありました。
保育園時代に気になっていたことの記事を書いてみました。よろしければお読み下さい。
【発達障害】グレーゾーンの子供のひどいいびきは、アデノイドによる睡眠時無呼吸症かも?治療で劇的改善!発達にも影響!?治療費は?
小学生時代
こちらは小学1年生、小学校でおもらしばかりしていた頃のお話です
小学1年生、勉強やおもらし、のどの手術(アデノイド除去)について書いてます
小学4年、普通級の子どもさんと上手くコミュニケーションが取れなかったお話です。
中学生時代
↓療育手帳の取得を申請しても、交付を受けることが叶わなかった時のお話
↓高校(専修学校)入学までの紆余曲折についてお話
↓義務教育の終わりが見えはじめ、将来について考えてたころのお話
↓三男の中学生時代について書いています。(現在、高校生です)
進路と将来
↓中学生になって支援級と普通級のどちらが良いかを考えてみた記事
↓体調の悪さを誰にも伝えられない不安について考えた記事
↓高校(専修学校)入学までの紆余曲折
↓こちらは日本政策金融公庫で借りた学費のお話です↓
高校生時代
↓こちらは高校(専修学校)へ入学してから初めての中間テストの結果です。
↓こちらは”専修学校各種学校連合会”についての記事です
出典:文部科学省公式サイトより