今回は春をイメージさせる言葉から、”ひなまつり”をテーマにした詩を作ってみました。
女の子の誕生を祝い、健やかな成長を願うひな祭り。
この時季はお店も街もなんだかとても華やかな雰囲気に包まれますね。たくさんの人の愛情がそこらじゅうにあふれている感じです。
詩の内容としては、小学生が書いたものと想定しています。
ひな人形をテーマに、「ひな人形にはおだいり様とおひな様。三人官女。みんなきれいな着物を着ている。・・・」みたいに、ただひな人形の見た目を言葉にしても立派な詩になりますよ。
うちの三男、グレーゾーンボーイです。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
詩は見たまま、感じたままを言葉にしよう
”詩”って何?どうやって書くの?と戸惑ってしまうお子さんも多いのではないでしょうか。
見たことを書くの?思ったことを書くの?文が長いとダメなの?そんな疑問もありますね。
わが家のグレーゾーンボーイの三男もさっぱり書けませんでした。なので宿題はいつも私が作ったものを書き写すだけ。
でも多分、詩にはやってはいけないことなんてないと思います。目に入る景色をただ並べていくのもいいと思うし、自分が嫌だと思っていることを並べていくのもいい。文の長さだって全く気にする必要はないかと。
自由に、気楽に、言葉を並べてみましょう。
春の詩 『ひなまつり』
2月になると いえにひな人形がかざられる
おだいりさまとおひなさまが
なかよくならんでわらっている
白とももいろのきものがとてもかわいい
ももの花とひなあられもはずせない
このひな人形は
おじいちゃんとおばあちゃんがかってくれたらしい
わたしがうまれたことを
すごくよろこんでくれたみたい
ひなまつりになると
おとうさん おかあさん おじいちゃん おばあちゃん
みんなにとってもたいせつにされているんだって
しあわせであったかいきもちになる
きっといろんなおうちで
こんなきもちになっている女の子がいるんだろうな
ばんごはんはちらしずしとはまぐりのおすいもの
おいわいしてくれるの ちょっとはずかしいけど
わたしが大きくなってもやってくれるかな
日本中がもも色にそまるひなまつり
きっともも色はしあわせの色
ひな祭りでの女の子の感情を詩にしてみました
お店に飾られているひな人形。とても可愛らしいですね。売り場全体が華やかで、あたたかくて、まさに幸せに包まれています。
お祝いされる側の子どもには、少し照れ臭い感じもあるかもしれません。小学校高学年や中学生になると、ひな祭りなんて特別嬉しくもなくなるのかもしれません。
だからこそ、無条件で喜んでくれる幼いうちは、目いっぱいお祝いしてあげたい。あなたはこんなにも愛されているんだということを、大切な存在なんだということを、子どもにしっかりと伝えたい。幼いころの幸せな記憶は、子どもの自己肯定感を爆上げします。
私の子どもは男の子だけだったので、ひな人形もないしひな祭りもやりません。なので、お店に行っていろんなひな人形をみて、桃色のパワーを浴びています。これだけでも結構癒されますよ。
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私(つつじ屋)が運営している子ども向け学習塾の記事です。塾を開業してみたい方はぜひどうぞ。
出典 文部科学省 これからの時代に求められる国語力について