今回はそのまんまの”春休みの詩”です。
春休みは多くの学校で宿題もなく、のんびりとした時間が過ごせます。それゆえ、何もせずにいつの間にか終わってしまうのも春休みの特徴ですね。
始まりでもあり、お別れの季節でもあるドラマチックな面を持ちながらも、特に何もせずにのんびり過ぎていく時間に身を置くのみ、そんな過ごし方をする人も多い季節ではないでしょうか。
そこで、暇な時間を過ごす中学生の気持ちを詩にしてみました。
この詩を読んだら、一旦ゆっくりしましょうか・・・。
うちの三男、グレーゾーンボーイです。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
詩は見たまま、感じたままを言葉にしてみよう
”詩”というのも結構とりかかりにくいものかもしれませんね。
わが家のグレーゾーンボーイの三男にも書けるはずはなく、宿題ではいつも私が作ったものを書き写していました。
見たこと、感じたことをそのまま書けばいいと言われても、そのままってどういうことよ、となってしまうかもしれません。
見たまま、ということは見たまま、「いちごは赤い 三角のものやごつごつしたのもある 表面のつぶつぶは種なのか」といった感じで、観察日記のように書けばオッケー。
難しく考えずに、今日楽しかったことを短い文で日記にしてみたら、案外詩になっていると思いますよ。
春休みの詩 「春休みのある1日」
ふあ~よくねた
もう11時か
まあ春休みだから のんびりしよう
先生は「春休みは新学年の0学期だぞ」
って言ってたな
もう新しい学年は始まっているから
気を抜かないで勉強しろってことらしい
そりゃそうだな
よし 明日は早起きして午前中から勉強しよう
窓の外から 楽しそうな親子の声が聞こえる
ああ これからどこかへお出かけか
天気もいいし あったかいし まったくいい季節だ
・・・昼ご飯まだかな
リビングに行ったら 家族みんな忙しそう
ああ そういえば兄ちゃん明日引っ越しだ
いま昼ご飯のこと言ったらヤバそうだ
「ああちょうどいい、あんたも手伝いなさい」
ヤバいヤバい ここは部屋へ退散しよう
暇なのはおれだけか
いや 勉強しなくちゃいけないから暇じゃないのか
う~ん 友達に連絡してみるか
う~ん それもだるいな
もうしばらく窓の外の穏やかな景色を楽しむか
のんびりと春休みを満喫する中学生の気持ちを詩にしてみました
春休みは気候もよく、卒業・入学などおめでたい季節でもあり、ウキウキワクワクします。
反面、1年間を無事に終え、新しい学期を迎える節目の季節でもあり、ほっと一息つきたい時期でもありますね。
何かしたい、やろうという気持ちはあるけれど、ほんわかしているとあっという間に終わってしまうのも春休み。
家族が就職や進学に伴う引っ越しで忙しくしている中、何の予定もなくフリーの時間を満喫している中学生の気持ちを表現してみました。友達と遊びに行くことすら面倒に思えてしまう。春はとことん自分を緩める季節のようです。
明日があると思っていても、すぐに終わってしまうんですけどね。
分かってはいるけれど、ダラダラしてしまう、それが春休みです。
大丈夫。みんな同じです。
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出典 厚生労働省 発達障害者支援施策の概要