今回は運動会での徒競走を楽しみにしている男の子の気持ちを詩にしてみました。
実はこの詩、わが家のグレーゾーンボーイの三男のことを思いおこして書きました。
勉強が苦手で多動で不器用な三男。
ただ走ることは大好きで、少しだけはやいことが彼の自信にもつながっていました。
とは言ってもキラリと光る才能というほどのものではありません。
それでも自分が少しでも得意と思えるものがあるとうれしいですよね。
うちの三男、グレーゾーンボーイです。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
詩は見たまま、感じたままを言葉にしてみよう
”詩”って何それっていうお子さん多いと思います。
作文や感想文以上に謎かもしれません。
今回の詩は、昔わが家の三男がつぶやいていたことを中心に、当時の三男の日常を思いだしてまとめてみました。
「こんなふうでした」「こんなことがありました」ということを言葉にしてみたら
それだけで”詩”になりますよ。
”詩” 「もうすぐ運動会」
もうすぐ楽しみにしている運動会
といっても楽しみなのは徒競走だけ
ほかの競技はぜんぜんとくいじゃない
でもみんながやっているのを見ているのは好き
にぎやかくてみんな楽しそうに笑っているのも好き
何より 運動会の練習中は
授業がつぶれるのが最高にいい
だってぼくは勉強が大きらいだから
国語も算数も 何を言っているのかさっぱりだから
いろんな競技やダンスもめんどうだけど
とりあえず動けるからいい
おもいっきり走れるのはもっといい
全力で走っておこられないことってあんまりない
だいたい「走るな!」っておこられる
ぼくはめちゃめちゃはやいことはないけど
自分ではとくいだと思っている
普通よりちょっとはやく走れるとは思ってる
ぼくの全力をみとめてもらえる数少ないチャンスなんだ
れんしゅうではずっとグループで1番
本番でもぜったいに1番になりたい
ぼくが1番なんて ふつうないんだから
”詩” 「もうすぐ運動会」のまとめ
最近では5月頃に行われるのが定番となった運動会。
子どもにとってはとても楽しみにしている行事の一つです。
その昔、わが家の子どもの運動会では、騎馬戦に負けて涙を流してくやしがる男の子をたくさん見ました。
子どもたちはそれ位、本気なのです。
楽しみにしている子が多い一方、運動が苦手な子にとってはそんなにうれしくない行事なのかもしれません。
親もみにくるので、何となくはずかしかったりもしますよね。
わが家の三男はただただにぎやかでワイワイしているのが好きだったので、運動会はいつも楽しそうでした。
全力で走る三男もなかなかかっこよかったです。
誰にも得意・不得意があって、好きなことも嫌いなこともあります。
誰かにあわせる必要もないし、できないからって気にすることもない。
多分、笑っていると何とかなります。
うちの三男がそうなので・・・。
えっ、ほんとか・・・?
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