今回は熱中症になってしまった中・高校生位の男の子の様子を詩にしてみました。
中・高校生の男子なんて元気いっぱい。まさか自分が熱中症になってしまうとは思いもよらないでしょう。とはいっても真夏の部活帰りなんて油断大敵。自分の体力を過信しないで、休憩しましょうね。自然の力は偉大なのですから。あらがわない。
夏はね、クーラーの効いた部屋でアイスを食べるしかないんです。外は災害級の異世界かもしれませんよ…。
うちの三男、グレーゾーンボーイです。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
詩は見たまま、感じたままを言葉にしてみよう
”詩”って独特のものですよね。
感情は一切なく、見たままの情景を描いたものや、反対に感情しかないものもあります。見たままの描写だけでも感情の動きが感じられるのがすごいのですが。
そして夏休みになると宿題になることも多いです。わが家のグレーゾーンボーイの三男にも書けるはずがないので、いつもわたしが作っていました。
「あつい、あつい、もういやだ、かえりたい、ねっちゅうしょうになったらどうするんだ・・・」なんて書いても詩になりますね。
”詩” 「熱中症」
ああ疲れた やっと部活が終わった
自転車で坂道を全力でのぼる
湯気なんて出ていないのに道路がかげろうで揺れる
アスファルトの下から地球が熱を出そうとしている
太陽の光は容赦ない
まぶしくて目も開けられない
周りが見えなくなってきた
2リットルの水のペットボトルは空っぽだ
朝からがぶがぶ飲んでいるけど
おれの身体は乾いた砂漠だから
砂漠の砂には水滴の後一つ残らないみたいだ
小学生も元気だな
このクソ暑いのにサッカーなんかしてる
でもおかしいな 声が聞こえない
すぐそこで走り回っているのに
そういえばさっきから人の声がしないな
みんな何かしゃべっているように見えるのに
おれだけ異世界にいるみたいだ
砂漠に取り残されているのか
ああ、やっと家に着いたぞ、ただいま~ バタン・・・
「ちょっと!何!どうしたの!ちょっと!大変!・・・」
・・・ん?寝てるぞ
つめたい おれの周り保冷剤だらけだ
もしかしておれ、熱中症だったのか
だから異世界感半端なかったのか
危ない 無事に異世界からの帰還だ
部活帰りにまさかの「熱中症」になってしまった男の子の様子を詩にしてみました
近年本当に暑くなりましたよね。
わたしは子どもの頃は30℃になったら ”めちゃくちゃ暑い” と思っていましたが、今は毎日が30℃越えです。
うちの旦那に言わせると「昔と変わらない」そうですが、そんな旦那は真夏でもお腹にカイロを貼ってます。どうかしている。そういう人の話は聞いてはいけない。
ん?何か聞こえたような…。
毎日のようにその日に熱中症で搬送された人のことがニュースで流れます。
熱中症が本当に増えているのかはよくわかりませんが、年齢に関係なく気を付けた方がいいことは間違いないですよね。
高齢の方は気づきにくいと言いますが、あなどれないのが未来あるそこの若者!若さにまかせて無理をしないようにしましょう。暑い中一日学校で活動し、部活もこなし、気づかないうちに疲労がたまっているかもしれません。体も心もゆるくゆるく、休憩させてあげましょう。
わたしは熱中症になったことがないので、実際どんな感じになるのか分かりません。
なので、この詩はわたしの想像、イメージです。
少しでも実体験があれば、それをストレートに言葉にした方が、圧倒的に臨場感や現実味が増して、オリジナリティーのある詩になると思います。
まあ、熱中症の体験なんてないほうがいいのですが・・・・。
私(つつじ屋)が運営している子ども向け学習塾の記事です。塾を開業してみたい方はぜひどうぞ。
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