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読書感想文『さようなら プラスチックストロー』あらすじと伝えたいこと

さようならプラスチックストロー
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あらすじと今回の記事を簡単にお話します

今回のお話はさようなら プラスチックストロー。2024年夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になっています。

あらすじ

物語ではなく、プラスチックストローがもたらす環境への影響を大きな問題として、脱プラスチックを進めよう、環境問題に関心を持とう、という内容になっています。

ストローは5000年以上も前、古代シュメール人たちがビールを飲むために葦をつかったことから始まりました。
その後数千年、飲み物を飲むためのチューブは世界のあちこちで見られるようになります。1800年代になると、ライ麦などの穀物の乾燥したくきがストローとして使われました。そもそもストローとは穀物のくきのことです。

その後アメリカのマービンが紙にロウでコーティングしたストローを作ります。
水につけてもくずれにくいものでした。1888年、このストローでマービンは特許をとり、毎日200万本のストローが作られるようになります。また、1937年には発明家のジョセフが曲がるストローを作り出し、やはり特許をとります。曲がるストローは病院で使われ、患者は寝たままでも飲み物を飲むことができるようになりました。

プラスチック製品の問題は「生分解性」がないことです。
つまり、土の中で自然に腐ったり、水に溶けたりしないということです。マイクロプラスチックになって海に流れ込み、海で暮らす生き物たちをおびやかしています。食べ物と間違えて食べてしまい、おなかに大量のプラスチックをためて死んでしまうこともあります。

この問題を解決しようと、プラスチックストローの使用を禁止したり、使い捨てプラスチック製品を完全になくすと誓った国もあります。世界中で海や河川をきれいにしようという活動が活発です。

まずできることは、「ストローはいりません。」と言う。紙のストローを使う。学んだことを人に伝える。
こうした小さな一歩が次の一歩につながって、もっと大きな問題に取り組めるようになるかもしれません。プラスチックよりも地球を選ぶことができるのです。

環境問題を自分のこととして考え、できることから始めてみよう、という内容になっています。

タピオカジュース
ちょっと前にはやりましたね。タピオカドリンク。
うちの三男、グレーゾーンボーイです。

私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。

家族:だんな 定年間近の会社員
  長男 大学生 勉強が大好き
  次男 大学生 自由が大好き
  三男 高校生 ウルトラマン大好き

三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。

このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。

読書感想文のイラスト
「読書感想文」の宿題はうちの三男ぼうずにはむりでした。。。
読書感想文を書く女の子
いつも私(母親)が書いていた読書感想文。
この読書感想文の例文を活用して、文章を「書く価値がある」の?

夏休みといえば頭が痛くなるのが「読書感想文の宿題」ですよね。

親が代筆してまで子どもの読書感想文を手伝う。などは私のグレーゾーンボーイの三男にも行っていました。

じゃあなんで読書感想文なんて書かなければいけないのでしょう。
まぁズバリ言ってしまえば「宿題」だからです。なので難しいことは抜きにして提出しなければならないものはさっさと提出できるように、この読書感想文の例文を活用して下さいね!

また小学生の子どもを持つ親御さんにとって、このブログの読書感想文を使って「書く価値がある」のかもいくつか考えてみました。

1. 子どもたちの参考となる、具体的な読書感想文

この読書感想文により、どのように文章を構成し、どのような内容を盛り込むべきかが明確になるため、子どもが読書感想文を書く際のサポート役として活用することができます。

2.子どもとママのストレス軽減

夏休みの宿題は子どもや親にとって大きなプレッシャーになることがあります。
特に読書感想文は、文章を書くのが苦手な子どもにとっては大きな負担です。子育て世代のママたちは子どものストレスを軽減し、楽しい夏休みを過ごさせたいという気持ちも強いですよね。

3. 忙しいママと子どもの時間を節約

忙しいママや子ども(子どもは暇かな?)にとって、読書感想文の書き方やアイデアを一から考えるのは大変です。
このブログに掲載された読書感想文を参考にすることで、時間を節約し、効率的に宿題を進めることができますよ。皆さんも時間を節約するために、このブログに訪れるかたも多いのではないでしょうか!

 この読書感想文のブログ記事を掲載することで、多くのパパ・ママの手助けができ、子どもたちの学びがより充実したものになると考えています。
私の読書感想文が多くのパパ・ママにとって貴重な情報源となることを願っています。

感謝のイラスト
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目次

読書感想文『さようなら プラスチックストロー』例文

24年夏 青少年読書感想文全国コンクール課題図書

光村教育図書(アマゾンヘ)↓

さよならプラスチックストロー読書感想文

この本は一番身近なプラスチック製品のストローが、海を汚して、海でくらす生きものたちのをおびやかしている、という問題について考えようという本です。
でも、ストローがうまれた時のことやたくさんの工夫が重ねられたことも書いてありました。そしてその工夫でだれかの役にも立ってきたことも分かりました。

まず、ストローの始まりが5000年以上も前だということにおどろきました。
しかもビールを飲むためだというからまたびっくりです。お酒をおいしく飲むために考えついたなんて、昔からお酒はなくてはならないものだったんだなと思いました。

5000年前の葦に始まり、ライ麦などの穀物のくき、紙をロウでコーティングしたもの、曲がるように工夫したもの、といったようにより使いやすいものになっていきました。
ストローが曲がるようになったことで、病院の患者がベッドで寝たまま飲み物を飲むことができるようになるなど、たくさん役に立ちました。

そして、多くのプラスチック製品が作られるようになった理由が、戦争が終わって軍事用のプラスチック製品を作っていた会社が別の使い道を探していたため、ということも初めて知りました。戦争が終わるまではプラスチック製品は自由に作れなかったのか、疑問に思いました。

プラスチックの一番の問題は「生分解性」がないことです。
つまり、自然にくさったり水にとけたりせず、いつまでもなくならないことです。だから海に流れ出してしまうと、魚や鳥たちが食べてしまって、体の中にたまり、死んでしまうこともあります。
本当なら海にあるはずのないプラスチックです。人間が便利になるために作って捨てたもので、海の生きものがひどい目にあっているのは、やっぱりかわいそうだし何とかしたほうがいいと思います。

だから、世界にはプラスチックのストローを禁止したり、使い捨てのプラスチック製品を完全になくしている国もあるそうです。
より便利で使いやすいように工夫して、よりいいものとして作られてきたはずなのに、少し残念な気もします。プラスチック製品を開発した人たちは、たくさんの人たちがよりくらしやすいように、と考えてがんばっていたと思うからです。

それに、曲がるストローが必要だったり、紙がくずれたらのどをつまらせてしまうかもしれない、という医学上の理由でプラスチックストローが必要な人がいることも初めて知りました。
だから完全に悪者ということでもないと思います。代わりになる材料ができればいいけど、必要な人はどんどん使えばいいと思います。

それにしても、アメリカだけで1日5億本、スクールバス125台分のストローが捨てられているというのはやっぱりよくないと思います。
プラスチックストローが悪いのではなくて、それを使うわたしたち人間の使い方しだいだと思います。そして、使うことが悪いということでもなくて、海へ流れ出てしまうこと、きちんと処理しないことが問題なのかなとも思います。

わたしの家ではごみはすべて分別して捨てて、収集してくれます。そうしていてもプラスチックは海へば流れ出てしまうのか、疑問です。

そして、確かにストローってなくてもそんなに困らないものかもしれません。あって当たり前を少し見直して、自分でできることを一つやってみることが大切なんだと思いました。

さようなら プラスチックストロー』ディー・ロミート (著), ズユェ・チェン (イラスト), 千葉茂樹 (翻訳) 光村教育図書より

大切なこと チャットGPT編

「読書感想文」を書くためには、まずは本(本物:現物・電子書籍)を一度は読んだ方がよいですね。

皆さんにこの「読書感想文」の記事を参考にして頂けることは、大変ありがたいと思っています。

しかし、本(本物)を読まずに、この読書感想文の記事(ある意味贋作:偽物)だけをたよりに文章を書けば、皆さんの書く読書感想文の内容がチグハグになってしまうからです。

実際に皆さんもたくさんの読書感想文のブログ記事を見ながら、読書感想文を書こうと思っているのではないでしょうか。

そして危険なのが、グ-グルのランキング(5位以内)に入るような読書感想文の記事でも、ウソが書いてあることです。

まあ、実際に本を読めばその読書感想文の記事が間違っているのが分かるのですが、もう書いてあることがデタラメです。

ひどい記事になると作者や主人公の名前自体が違ってますし、主人公がとった行動も違います。また架空の人物を作って物語に出演させたりもしています。

学校の先生に見せたら「何の本を読んだの?」と言われちゃいそうです。

チャットGPTを使って、適当に記事を量産しているのがうかがえますね。

ですから図書館で借りればOKですので、必ず本(本物)に触れて、読んでから読書感想文を書くことが大切です。

本をかる~く読んでから、チャットGPTを使い読書感想文を書いてみましょう。

そうすればAI風の?最強の読書感想文が出来上がります。新しい道具も上手に使っていきましょう!(このサイトの読書感想文はチャットGPTは使用していませんが、チャットGPTの学習には利用されていました…。微妙)

もちろん自分の頭で考えるのが、無敵なのは言うまでもありません!!

スマホばかりを見ている少年
本を読むのがイヤだからこのサイト見てるんだけど…。

『さようなら プラスチックストロー』が伝えたいこと

  • 環境問題を自分のこととして考え行動しよう
  • プラスチックストローには人間の工夫が詰まっている
  • 事実を知ること、学ぶことが大切

環境問題を自分のこととして考え行動しよう

汚染された海のイラスト
イルカさんが泣いてます。。。?

わたしたち人間にとってはとても役に立つプラスチックが海を汚し、海でくらす生きものたちを苦しめている、ということは事実です。それを解決するためには、わたしたちがその問題に気づき、習慣を変える行動をとることが大切です。

具体的には「ストローはいりません」と断る、紙のストローのするなど、プラスチックストローは使わないようにするという小さな一歩が、次の一歩につながっていくことになります。

確かにプラスチックストローは多くの人にとってなくてもそんなに困るものではありません。そういうものをきっかけにして、使い捨てプラスチック製品すべての使用を慎重に考える必要があります。

自分にできることから始め、関心を持ち、その行動を広めていくことが大切です。「プラスチックよりも地球を選ぶことができる」のです。

プラスチックストローには人間の工夫が詰まっている

曲がるストロー
プラスチックストロー1888年に特許をとっているんですね(驚き)

ストローは5000年以上も前から存在します。より暮らしやすく、便利なものにするために、様々な改良が重ねられてきました。

それによって人々に受け入れられ、役に立っています。曲がるストローを使えば、病院でベッドに寝たままの患者でも飲み物を飲むことができます。また、紙がくずれたらのどに詰まらせてしまうかもしれないといった医学上の理由から、プラスチックストローが必要な人もいます。

プラスチックストローは安価でとても便利だったので、世界中にあふれかえりました。こうしたプラスチック製品が環境に及ぼす影響まではあまり考えられていなかったのです。

事実を知ること、学ぶことが大切

真実を知る女性

この本には初めて聞くこともたくさん書いてあります。良し悪しは別として、そうした事実を知って学ぶことは大切です。

ストローが5000年以上も前からあること、プラスチック製品が広まったのは戦争終了が関係していたこと、プラスチックに「生分解性」がないこと、アメリカだけで毎日5億本、スクールバス125台分以上のストローが捨てられていること、医学上の理由からプラスチックストローが必要な人がいること、など、知らなかったことはたくさんあります。

何かに関心を持った時、様々な事実を知り、判断材料を多くして、自分の頭でしっかり考え、行動することが大切です。

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今回も400字詰め原稿用紙3枚分です。(1200字)

『さよならプラスチックストロー』読書感想文とあらすじのまとめ

温暖化の白くまとペンギン

環境問題は世界的に解決すべき大きなテーマとなっています。
CO₂排出が大きな原因と言われる地球温暖化。プラスチックによる海洋汚染。人間がより便利なくらしを求めるのに伴い、地球に負荷をかけている面があるのは事実です。

ただ、ガソリンやプラスチックが悪者かと言えば、そうではないと思うのです。
それらはわたしたちの生活を豊かにし、様々な技術の向上に役立ってきたはずです。そしてそれらを使うことも悪いことではないはずです。

確かに安価で便利なために、あらゆるものが使い捨てにされてしまうプラスチック製品は一考の余地があるかもしれません。
なくても困らないものを減らしていく努力は必要かもしれません。だとしても、全面的に禁止するというのも極端かなという気がしています。

この本で語られていないことがあります。
それは、プラスチックがどうして海へ流れ出てしまうのか、ということです。
当然、川や海へポイ捨てするのが最大の原因でしょう。
あとはゴミ捨て場に集められたプラスチックが細かくなって、雨などで川へ流れ出し、海へ流れ出るパターン。

ここを考えると、プラスチックの使用を控えるのと同時に、処理方法を考えることも重要ではないでしょうか。

日本はプラスチックの使用量は多いでしょうが、他国に比べたらきちんと分別をし、丁寧な処理をしていると思います。
各国もきちんとした処理ができれば、海洋汚染は格段に減らせるのではないでしょうか。

人間も地球上の生物の一員にすぎません。
すべての生きものを守っていけるよう、地球そのものを守っていけるように、持続可能な社会を目指していくことは重要です。こうした本を通して子どもに事実を伝え、環境問題に関心を持てもらうことも意味があるのかもしれません。

でも、「プラスチックストローは使わない」と宣言させたり、グループでプラスチックストローをやめる計画を立てようと促すことは少し行き過ぎのような気もします。

子どもは純粋です。
鼻の穴にプラスチックストローが詰まったウミガメや、胃にぎっしりとプラスチックの詰まったコアホウドリの死体といったショッキングな情報は、子どもの心に鮮烈なイメージを残します。
イメージが先行して、判断が偏らないよう、多様な面からの考え方や事実を同時に伝えていくことが大切ではないでしょうか。

情報に流されず、事実をしっかり調べる、自分の頭で考える、そうした行動の重要性を伝えていけたらいいですね。

感謝のイラスト
自分でしっかりと考えれるといいですよね。
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↓こちらは読書感想文と詩の一覧表です。

↓ここから下は夏休みの読書感想文です

↓こちらは夏休みの詩の宿題です

第2   国語力を身に付けるための読書活動の在り方

出典 文部科学省 これからの時代に求められる国語力について
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