今回は、グレーゾーン三男がやっとの思いで受験を出来た高校(専修学校)の、入試前日についてお話します。
こんにちは。つつじ屋です。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしています。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強大好き
次男 大学生 自由大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
・保育園時代
田中ビネー式の検査で IQ80
WICSの検査ではIQ74位
・2歳頃 ”特定不能の広汎性発達障害” という診断をうけています。
・中学時代 療育手帳を検討しましたが、取得できませんでした。
グレーゾーンボーイの三男くんの専修学校推薦入試が
令和5年1月16日にありました。
結果は無事に合格です。あー良かった。落ちることはほぼないと言われる私立推薦ですが、合格を聞くまでは多少の不安はありました。
あー、受かって良かったーー!
誰でも受かるところだから
落ちようがないじゃん!
今回は推薦入試前日のことをお話ししたいと思います。
入試当日は車で送り迎えすればいいかとのんきに考えていたのですが、携帯・スマホは持って行ってはいけないと中学校から厳しく禁止されました。さあこれは困った。
三男は道順を覚えるのも苦手です。家から学校までは徒歩と電車で行きますが、切符の買い方も分かりません。まあ、やったことがないので当然と言えば当然ですが。入学後は自転車通学になる予定です。
方向音痴だから大丈夫かしら??
へーき、へーき!!
へーきじゃないから、心配しとるじゃん!!
電車の乗り場、切符の買い方、どこで降りるのか、降りてから学校までの道順、このすべてを覚えなければなりません。ただでさえめんどくさがりの三男です。大丈夫なのか不安しかありません。
そこで、前日になって行き帰りの練習をしました。いつもはただついてくるだけの三男ですが、この時ばかりはほんの少しやる気を出したようで、道順も自分なりに目印を作っていました。やればできる。
同時に公衆電話のかけ方も練習です。公衆電話なんて使ったことない人も多いですよね。受話器を上げて、ダイヤルを押す。100円入れると戻ってこないから、10円玉を何枚か入れる。私の世代なら無意識でできる事でも、三男世代にとっては謎の機械です。私はスマホが謎ですが・・・。
公衆電話より
私はスマホが謎だわ!
もっとめんどくさがるかと思ったのですが、さすがに自分の入試とあってちゃんと覚えようという気持ちが見て取れました。何も考えていないように見えても、三男的には頑張っていたのですね。もっと信じてあげなくては・・・。
三男の練習ではあったのですが、久しぶりに三男と歩いて、電車に乗って、いつもと違う景色をゆっくり眺めて、私にとってもなかなかに楽しい時間になりました。
三男くんは前日もいつもと全く変わらない様子です。明日が入試だということも分かってないくらいのいつも通り。あれこれと心配しているのは私だけのようです。どんな時も前向き、何とかなるというスタンスの三男くん。夜もぐっすり眠っていざ入試当日です。
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