今回の詩は、思春期・反抗期真っただ中の中学3年生が主人公です。
大人の都合で”もう中3”だったり、”まだ中3”だったり。自分の状況は十分わかっているのですが、理性と感情は別物。そんなもどかしい中学3年生の気持ちを詩にしてみました。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
読書感想文と同様、詩を作る宿題も毎年ありました。
夏休みには読書感想文とともに、生活作文や体験文などが宿題で出されますよね。その中に、”詩”というものもあります。日々の生活の中で感じたことを言葉にする。長くない文章で。読書感想文とはまた違った難しさがあります。
当然うちの三男に書けるはずもなく、毎回私が作ったものを写すだけでした。
今回の例文はグレーゾーンのお子さんだけでなく、もう少しみなさんが幅広く使えるかな?というものになっています。
以下、その詩です。
『もう中3、まだ中3』
この夏、東京でライブがある
大好きな大好きなグループ
東京もそのグループもキラキラしてる
でも私は中学3年の受験生
学校でも塾でも言われる言葉
「この夏が勝負。しっかり勉強するように。」
分かってる、言われなくても
だから内申点が一つでも上がるように
定期テストも提出物も頑張ったのに
1学期の通知表、2年生の時と変わらない
なんか私、全然キラキラしてない
「もう中3なんだから、やるしかない。」
分かってる、言われなくても
でもさ、ほんの2・3日楽しむことも
望んだらダメなのかな
自分自身はキラキラしてないけど
キラキラに近づいてみたいと思うこと
そんなに悪いことなのかな
まあ、親から見たらキラキラしてないか
残念だね
キラキラを感じられないなんて
分かってるよ
今は頑張って勉強する時だって
でも、今しか見えないキラキラもあるんだよ
どっちが大事なんて決められないよ
だって
”まだ中学3年生だから”
この「詩」はどんな気持ちで書いたの?
この詩は日々のちょっとした感情や不満を言葉にしてみました。
家族だから親子だからこそぶつかることも多い。
「なんで出かけるときに毎回どこに行くかを聞いてくるんだ。」とかね。その言葉にも詩の種がありますね。ちょっとしたモヤモヤ感を言葉にしてみると、一つ詩ができたりします。
ああ、そう、詩ってTwitterとかに似てるかも。LINEのやり取りも時々”詩”っぽいと感じるのは私だけか・・・。
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↓こちらは夏休みの詩の宿題です
↓ここから下は夏休みの読書感想文です
出典 文部科学省 これからの時代に求められる国語力について