グレーゾーン三男が、小学生・中学生時代の”夏休みの宿題”のためにイヤイヤ書いていた(ほんとは母親が書いた)”詩” の内容について、第8回目のお話をします。
こんにちは。つつじ屋です。
地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしています。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
読書感想文と同様、詩を作る宿題も毎年ありました。
当然うちの三男に書けるはずもなく、毎回私が作ったものを写すだけでした。
今回はグレーゾーンのお子さんだけでなく、もっと多くのお子さんに使えそうな内容になっています。
以下その詩です。
たくましく生えている雑草について書いた”詩”『雑草はきれい?』
うちの庭に雑草がいっぱい生えている
取っても取っても生えてくるし
除草剤をまいてもまたそのうち復活する
コンクリートのちょっとしたすき間にも
アスファルトを割ってでも生えてくる
何の世話をしなくても
雨が全然降らなくても
おかまいなしでどんどん成長する
何でだよ
みんなに嫌われることわかっているのに
じゃま者扱いされることわかっているのに
何で平気な顔して生えてくるんだよ
雑草に花が咲いても誰も喜ばないんだよ
花だんや温室の中で
大事に大事に育てられた花だけが
きれいと言われて歓迎されるんだよ
おまえはがんばってがんばって
やっときれいな花を咲かせたつもりでも
きれいかどうかを決めるのは
残念ながらおまえじゃないんだよ
納得できないよな
同じ植物、同じ花なのにな
まあ世の中そんなものなんだよ
でもさ
すみっこで集まって咲いているピンクの花
地味だけどきれいだと思うよ
この「詩」は、どんな気持ちで書いたの?
雑草だらけでは何の管理もしていないと思われてしまうこともあります。雑草に罪はないのですが、人間様の都合で亡き者にされてしまうわけです。
それでも時々かわいいじゃんと思うような花をつけていることもあります。それは残しておこうかなとか思うんですよね。
そんな雑草と中学生くらいの子の心のモヤモヤをリンクさせてみました。
よくあるパターンではあります。あえて主人公の置かれた状況や主人公の悩みや想いなどには触れませんでした。
それでも主人公が雑草に自分を重ねていることは伝わると思います。
詩の題材は生活のいたるところにあふれています。
例えば今目の前にあるコップ。どんな形をしていますか?何色ですか?誰が使っていますか?どこで買いましたか?
具体的に言葉にしていくと、コップにまつわるあれこれが思い起こされ、詩の種が生まれますよ。
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↓こちらは夏休みの詩の宿題です
↓ここから下は夏休みの読書感想文です