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読書感想文『としょかんライオン』あらすじと伝えたいこと

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あらすじと、記事を簡単にご説明します

今回の読書感想文は『としょかんライオン』です。

ある日突然図書館にライオンが現れます。
館長さんは約束が守れるならそのままいてもいいと言います。お話を聞くのが大すきなライオンは大喜び。毎日図書館にやってきて、お手伝いをします。ある日、館長さんがケガをしてしまい、図書館内を走って大声で叫んでしまいます。
約束を守れなかったと責められ、ライオンは姿を見せなくなってしまいますが、館長さんも図書館にやってくる人たちもさみしくてしかたなく・・・。

お話好きの優しいライオンと館長さんの友情、図書館にライオンがいることに不自然さを感じさせない人々の表情。
約束は大切だけど、何のための約束なのか。約束のためにほかの大切なことを見失っては意味がありません。

あり得ないシチュエーションではありますが、館長さんのようにいろいろなことを大きく受け止めて動じず、分け隔てない関わりを持てたら素晴らしいですよね。
まあ、わたしには到底無理なのですが…。

グレーゾーンの子どもには、読書感想文は荷が重いですね。。。
うちの三男、グレーゾーンボーイです。

私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。

家族:だんな 定年間近の会社員
  長男 大学生 勉強が大好き
  次男 大学生 自由が大好き
  三男 高校生 ウルトラマン大好き

三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。

このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。

読書感想文を書く女の子
いつも私(母親)が書いていた読書感想文。
この読書感想文の例文を活用して、文章を「書く価値がある」のでしょうか?

夏休みといえば頭が痛くなるのが「読書感想文の宿題」ですよね。

親が代筆してまで子どもの読書感想文を手伝う。などは私のグレーゾーンボーイの三男にも行っていました。

じゃあなんで読書感想文なんて書かなければいけないのでしょう。
まぁズバリ言ってしまえば「宿題」だからです。なので難しいことは抜きにして提出しなければならないものはさっさと提出できるように、この読書感想文の例文を活用して下さいね!

また小学生の子どもを持つ親御さんにとって、このブログの読書感想文を使って「書く価値がある」のかもいくつか考えてみました。

1. 子どもたちの参考となる、具体的な読書感想文

この読書感想文により、どのように文章を構成し、どのような内容を盛り込むべきかが明確になるため、子どもが読書感想文を書く際のサポート役として活用することができます。

2.子どもとママのストレス軽減

夏休みの宿題は子どもや親にとって大きなプレッシャーになることがあります。
特に読書感想文は、文章を書くのが苦手な子どもにとっては大きな負担です。子育て世代のママたちは子どものストレスを軽減し、楽しい夏休みを過ごさせたいという気持ちも強いですよね。

3. 忙しいママと子どもの時間を節約

忙しいママや子ども(子どもは暇かな?)にとって、読書感想文の書き方やアイデアを一から考えるのは大変です。
このブログに掲載された読書感想文を参考にすることで、時間を節約し、効率的に宿題を進めることができますよ。皆さんも時間を節約するために、このブログに訪れるかたも多いのではないでしょうか!

 この読書感想文のブログ記事を掲載することで、多くのパパ・ママの手助けができ、子どもたちの学びがより充実したものになると考えています。
私の読書感想文が多くのパパ・ママにとって貴重な情報源となることを願っています。

感謝のイラスト

お子さんに本をたくさん読んでもらいたいと思っている親御さんに、絵本定期購読がおすすめです

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目次

読書感想文 『としょかんライオン』

↓岩崎書店(アマゾンヘ)↓

としょかんライオン 絵本

ライオンなんてどうぶつえんでしかみたことがありません。
さくのむこうでのしのしあるいているすがたとか、えものをおそっているすがたしかしりません。だからライオンはこわいというイメージしかもっていません。としょかんにライオンがいるなんてありえないけれど、ほんとうにそんなやさしいライオンがいたらやっぱりにんきものになるとおもいます。

このおはなしは、としょかんでのおはなしがだいすきならいおんのおはなしです。
としょかんにいたいから、きまりをきちんとまもってかんちょうさんのおてつだいもします。

おはなしをきいているということは、このライオンはにんげんのことばがわかるということです。
きまりをまもることができて、おてつだいもできるなんて、とてもあたまがいいんだなとおもいます。こどもたちをせなかにのせてあげたりして、とてもやさしいです。としょかんにライオンがいたらすごくおどろくし、こわくて中に入れないとおもうけど、みんなへいきです。よっぽどこのライオンはやさしそうなかおをしていて、おとなしかったんだろうなあとおもいます。

わたしもライオンのせなかにのってみたいし、ライオンにもたれながらゆっくり本をよんでみたいです。
やさしいライオンだから、きっと毛もふかふかしていてきもちいいとおもいます。

ある日、かんんちょうさんがけがをしてしまったとき、ライオンはたすけをよぼうとしてはしってしまい、大きなこえでほえてしまいます。
きまりをまもれなかったことをおこられて、ライオンはとしょかんからいなくなってしまいます。

ライオンはかんちょうさんをはやくたすけてあげたかっただけなのに。
なんだかかわいそうです。きまりはやぶってしまったけど、ほんとうにわるいことをしたとはおもえません。だからかんちょうさんも

「たまにはちゃんとしたわけがあって、きまりをまもれないことだってあるんです。」

といっています。かんちょうさんはいつもきまりにはきびしい人だけど、まもれないこともあるってちゃんとわかってくれる人でした。

でもそれからライオンはとしょかんにこなくなって、みんなもさみしそうです。
としょかんにくるたのしみがなくなってしまったみたいです。

ライオンをおこってしまったマクビーさんもライオンがきになって、いっしょうけんめいさがします。マクビーさんもほんとうはやさしくていい人でした。そしてライオンを見つけて、わけがあるときはきまりをまもれなくてもいいとおしえてあげます。

ライオンはうれしかっただろうなあ。
また大すきなおはなしがきけて。としょかんにくる人たちも、またライオンにあえて、としょかんにくるたのしみがふっかつしたとおもいます。もうこのライオンはとしょかんになくてはならないそんざいになりました。

きまりをまもることはたいせつです。
でもそのときにいちばんたいせつなことはなにかをかんがえることもたいせつなんだとおもいます。じぶんのきもちもだいじにして、たいせつなものはしっかりまもりたいとおもいます。

『としょかんライオン』 作: ミシェル・ヌードセン 絵: ケビン・ホークス 訳: 福本 友美子
出版社: 岩崎書店

グレーゾーン三男は、読書感想文なんて書けません
大切なこと

「読書感想文」を書くためには、まずは本(本物:現物・電子書籍)を一度は読んだ方がよいですね。

皆さんにこの「読書感想文」の記事を参考にして頂けることは、大変ありがたいと思っています。

しかし、本(本物)を読まずに、この読書感想文の記事だけをたよりに文章を書けば、皆さんの書く読書感想文の内容がチグハグになってしまうからです。

図書館で借りればOKなので、必ず本(本物)に触れて、読んでから読書感想文を書くことが大切ですね。

スマホばかりを見ている少年
本を読むのがイヤだからこのサイト見てるんだけど…。

としょかんライオンで伝えたいこと

  • きまりを守ること以上に大切なことがある
  • きまりに支配されない、きまりを武器にしない
  • 分け隔てなく受け入れる寛容さ
図書館での勉強風景
作者が伝えたいことはなんだろう・・・?

きまりを守ること以上に大切なことがある

きまりを守ることはとても大切です。
きまりはその場にいるすべての人が快適に過ごせるために存在します。きまりを守ることができない人ばかりになれば、その場は存在することができなくなってしまいます。

図書館では静かに本を読みたい人がたくさんいます。
病院では、体調がすぐれない人、誰かのお見舞いに来ている人などがほとんどなので、当然騒いだり走り回ったりするのはご法度です。なので、基本的にきまりは守るべきものです。

それでもきまりは”絶対”のものではありません。
ライオンもメイウェザーさんを助けたい一心で大きな声で叫んだのです。そうやって誰かに知らせなければ、メイウェザーさんはなかなか助けてもらえず、長い時間辛い思いをすることになっていたはずです。

きまりに支配されない、きまりを武器にしない

横断歩道を青信号の間に渡りきれないお年寄りがいたとしましょう。渡っている間に信号が赤に変わってしまったら、信号無視でしょうか?車側の信号が青に変わったからといって、お年寄りがいる横断歩道に突っ込んでいきますか?

たとえが極端でしたが、その時々で一番優先すべきことは変わります。きまりが最優先ではありません。きまりを理解しつつ、その時々で柔軟な考え方や行動ができるといいですね。きまりに支配されないこと、きまりを武器にしないことが大切です。

分け隔てなく受け入れる寛容さ

冷静に考えれば、図書館にライオンがいるなんてありえません。ライオンというのはあまりにも現実離れしていますが、例えばブランド品のお店に、ボロボロの服を着て、髪もぼさぼさの人が訪れた時、何のためらいもなく「いらっしゃいませ」と言ってもらえるでしょうか。目が見えない人が美術館を訪れていたら不思議に思ってしまったり。

メイウェザーさんはきまりには厳しい人でしたが、相手がライオンであることは一切気にしていません。きまりを守れるのなら誰でも受け入れる。図書館が好きでそこにいたい人ならば、誰でもウェルカムなのです。これは案外難しかったりします。周りからの苦情を恐れたり、何か問題が起きないかと心配したりしてしまいがちです。

でもメイウェザーさんはかっこいい。すべてを受け入れて、ライオンでもOKというわけです。寛容さを持つためには、その裏にしっかりとした自分自身の考え方と心の強さが必要ですね。

↓いろんな本にふれる機会があるといいですね! ↓

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今回も400字詰め原稿用紙3枚分です。(1200文字)

図書館に行けなくなって雨の中しょんぼりしているライオンは、とてもさみしそう。
お話が聞けないことも、図書館に来る人たちに会えないことも、館長さんのお手伝いができないことも、ライオンには残念で仕方ないのです。

本好きなライオンさん

本が好きならどんな人でも、たとえライオンでも拒まない館長さん。
ただ一つ、きまりを守ることにはとても厳しい。その寛容さと厳格さは館長さんの人間の大きさを感じさせます。そのうえ、ライオンが戻ってきたときに嬉しくて思わず走ってしまう、キュートさも持っていらっしゃる。館長さん、素敵。

約束を守ることは大切です。でもその約束、何のための約束なのでしょう。
約束ってお互いが気持ちよく過ごせるためのもの。約束を守るために苦しんでいる人を見過ごすのは違いますよね。自分の中で大切なものの順位付け、価値判断基準をしっかり持つことが大切ですね。

小さな子供にそんなことを言ってもよく分からないので、

「約束は守らなければならないけど、困っている人がいたら守れない時もあるよね。」

くらいの感想で充分ですよね。なんでみんなライオンが怖くなかったんだろうとか、マクビーさんはライオンに焼きもちを焼いているんだとか。

全国の図書館に巨大なライオンのぬいぐるみを置いたらどうかな。
その周りでこどもがもたれかかって本を読んでいる姿が浮かんで・・・何かいい感じ。

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↓ここから下は夏休みの読書感想文です

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↓こちらは夏休みの詩の宿題です

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