MENU

読書感想文 『あらしのよるに』

  • URLをコピーしました!
あらすじと、記事を簡単にご説明します

今回の読書感想文は『あらしのよるに』です。
その昔、アニメ映画にもなりました。絵本がもとになった映画というのは珍しいのではないでしょうか。

あらしの夜に真っ暗な小屋の中で出会ったヤギとオオカミ。
姿が見えないことからお互いがヤギとオオカミであることを知らず、気の合う友達を見つけたと喜ぶお話です。次の日に一緒に食事をする約束をして別れるところでお話は終わります。

次の日に2人は本当に出会うのか。
ヤギは食べられてしまわないのか。想像が膨らみ、続きがとても気になってしまいます。

当然続きのお話もシリーズ化されています。全部で7巻。感動必至です。ティッシュのご準備を忘れずに。

うちの三男、グレーゾーンボーイです。

私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。

家族:だんな 定年間近の会社員
  長男 大学生 勉強が大好き
  次男 大学生 自由が大好き
  三男 高校生 ウルトラマン大好き

三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。

このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。

以下感想文です。

私は三男のゴーストライターです。。。涙

お子さんに本をたくさん読んでもらいたいと思っている親御さんに、絵本定期購読がおすすめです

目次

読書感想文 『あらしのよるに』

講談社さん(アマゾンヘ)

あらしのよるに

なんだかとてもどきどきするおはなしでした。このつづきもどうなってしまうのか、ヤギはぶじでいられるのか、しんぱいになります。

このおはなしは、あらしのよるにまっくらなこやでヤギとオオカミがすごしたときのおはなしです。おたがいにあいてがだれなのかわからないけど、はなしているうちにきがあってなかよくなる、というないようです。

まっくらな中でいたヤギは、だれかがはいってきてはじめはおどろいたとおもいます。でもひづめのようなおとがして、やぎだとおもいこんでしまいます。でもそのかんちがいのおかげで、ヤギはひとばんじゅうあんしんしてすごせたとおもいます。オオカミだってわかったら、あらしの中をまたそとへでてにげなくてはなりません。それもあぶないはずだから、ヤギにとってはあいてがヤギだとかんちがいしてよかったんだとおもいます。

でもオオカミはたぶんはながきくから、においでわかるんじゃないのかな、とおもいました。そうしたら2ひきともはなかぜをひいていて、においもわからなくなっていたそうです。このこともヤギにみかたしました。オオカミがはなかぜをひいていなかったら、すぐにヤギだとばれてたべられてしまったとおもいます。

オオカミは目のまえにおいしいエサがあるのに、それがわからなくてそんしたことになるのかなあ。それでもオオカミもケガをしたりこころぼそかったとおもうから、いっしょにはなせるあいてがいていいこともあったとおもいます。

それからもじぶんたちのすんでいるところのはなしをしたり、こえをきいて、あいてがヤギとオオカミだとわかりそうなばめんはたくさんあります。オオカミはどうしてきづかないんだろう。それだけいろいろわかったら、あいてがヤギだってわかりそうなのに。かみなりのおとにおどろいて、からだをよせあっているのに。さわったらぜったいわかるとおもます。

もしかしたらオオカミはきづいていないふりをしていたのかもしれません。いなづまがひかったときもほんとうはヤギのことがみえていたのかもしれません。でもおなかもすいていたのだから、やっぱりヤギだとわかっていたらがまんできずにたべてしまうのかなあ。

すがたがみえなかったらなかよくなれるのかなあ。おたがいにヤギとオオカミだとわかっていたら、なかよくなれるなんてぜったいにおもわなかったはずです。ヤギはすぐににげだしたし、オオカミはすぐにたべようとしたとおもいます。そういうてんてきどうしでも、はなしてみたらきがあってなかよくなれることなんてえるのかなあ。

ぼくがこわいとおもっているせんせいやおかあさんも、ほんとうはやさしかったりなかよくなれたりするのかなあ。まわりのともだちも、ぼくがみているのとはちがうところもあるのかなあ。

きづかないふりをいていたやさしいオオカミだといいなとおもいます。つぎの日のやくそくも、きっととおくからヤギのすがたをみていたんじゃないかな。たぶんとおくはなれたところでおたがいに

「あらしのよるに」

っておおごえでさけんでいたんじゃないかな。ほんとうのともだちにはなれないかもしれないけど、あらしのよるにはともだちだったことはまちがいないです。

『あらしのよるに』 作: きむら ゆういち 絵: あべ 弘士 出版社: 講談社

三男は私が書いた感想文を,
ただただ写して提出するだけでした、、、。

今回も400字詰め原稿用紙3枚分です。(1200文字)

ネタバレしてしまえば、この2人は本当の友達になります。
しかし、その最終的な結末は悲劇的なものです。
結末にも諸説あるようですが、涙なしではいられない内容になっています。

本来ならば決して友達になどならない2人。
友達を裏切るのか、本当の仲間を裏切るのか。
友達になったヤギのそのまた友達のヤギなら食べてしまえるのか。
友情とは何なのか、自分の大切なものは何なのか。
自分はどうしたいのか。
いろんな葛藤が生まれます。

自分の大切なものを守ろうとするとき、犠牲を払わなければならないこともある。
自分の中の何かを失っても守りたいものなのか。
時に、自分の命までもかけなければいけない状態にもなってしまう。
そこまでの価値があるものなのか。

身近な例でいえば、例えば友達がいじめられてしまったとします。
その子を守れば今度は自分がいじめられてしまうかもしれない。
でもその子は昔からの友達。
その子のいい所もいっぱい知っている。
こんな時、自分の身を犠牲にして、その子の味方になれるでしょうか。
それがどんなに勇気のいることか。
オオカミとヤギはそんなギリギリのところでつながっていました。

『あらしのよるに』1冊ではそこまでのストーリーは出てきませんが、是非シリーズ通して読んでいただきたいと思います。

低学年のお子さんとしては、2人が本当の友達になれるといいなあといった見たままの感想でいいですね。
オオカミも案外こわがりなんだなあとか、何で仲間とはぐれてしまったのかなあとか、オオカミの足は治ったのかなあとか。

小難しい解説的な感想はいりません。
見たままの疑問、感想を言葉にしてみましょう。

見たままの疑問、感想でいいんですよ!

「書籍ラインナップNo.1」のaudiobook.jpで無料読書体験 

「子どもが本を全然読まない」

「家事や育児が忙しくて本なんて読んでられない」

「だんだん本を読むのが辛くなってきた」

そんな気持ちのあなたに、最適な読書を提供してくれるアイテムです。

オーディオブックを使えば「あきらめず最後まで本が読めたり」「分厚い本」にもチャレンジできます。

ぜひ、audiobook.jpの無料体験を試してみてはいかがでしょうか。

グレーゾーンのわが子でも「聞く読書」なら本を読め(聞け?)ました!ドライブ中などにバッチリです!

audiobookをおすすめする理由(スポンサーリンク)

 聞き放題プランで、14日間無料(キャンペーン中は30日間無料で聞き放題)

 月額833円(本を買うより安い!)

 いつでも手軽に本が読め、頭にしっかりと記憶が残る

↓ここから下は読書感想文のリンクです

↓こちらは夏休みの詩の宿題です

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次