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グレーゾーン高校生(専修学校) 初めての中間テストの結果 

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この記事を簡単にご説明します

今回は、高校生(専修学校)となった三男の初めての中間テストの結果(追試?)をお話します。

うちの三男、グレーゾーンボーイです。

こんちには。つつじ屋です。

地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしています。

 家族:だんな 定年間近の会社員
  長男 大学生 勉強大好き
  次男 大学生 自由大好き
  三男 高校生 ウルトラマン大好き

三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。

このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。

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目次

テスト勉強に悩みます

中学校時代のテストの成績は、同学年で毎回ほぼ最下位でした。

中学生で受けた知能検査

・田中ビネー式の検査で IQ80
・WICSの検査ではIQ74位
・中学校時代のテストの成績は、同学年で毎回ほぼ最下位
・幼いころ ”特定不能の広汎性発達障害” という診断をうけています。

高校生活初めてのテストの結果が返ってきました。

数学85点!英語57点、国語60点、公共68点、生物51点、家庭科   特活情報31点、

高校1年生のテストとしては驚くほど簡単です

よく頑張りました。
中学校の時は1年生でもこの半分くらいの点数で、3年生の時は各教科5点とか7点とかという感じでした。三男くんも思ったより点数があって嬉しかったと思います。

中学生の時は、”0”点に近いです

特に数学は嬉しかったようです。

「凡ミスしちゃってさ~。全然できたところなのに。」

テストが出来てうれしかった様です

なんて、いっちょ前のコメントをしていました。

↓こちらは療育手帳の取得を申請しても、交付を受けることが叶わなかった時のお話です。

数学のテストの内容は、ほぼ小学校の学習範囲です。

少し中学1年生の最初のころの範囲があるくらい。

正直とても易しいテストです。
でも、ぜんぜんそれでいい。三男が自信を持ってできるところで、しかも点数に結びついている。だから少しはやる気も出てくる。

ただ、すぐに難しくなっていくので、次回も今回のような点数を取るのは厳しいかもしれません。

ほかの教科も同様にかなり易しいテストでした。
しかも事前に”テスト対策プリント”なるものが各教科配られ、ほとんどそこから出題される、という形式です。

初めてのテストだったので、どういう出題傾向なのかとか、教科書、ワーク、プリント、何をどれくらい勉強したらいいのか分からず悩んだのですが、”対策プリント”ってなっているくらいだから、これだけやろう!と思い、本当にそれだけ勉強しました。

ほぼ、テストと同じ「対策プリント」が配られます

勉強って言ってもね・・・。

覚えるだけですよ。空欄に入る答えをとりあえず教科書などから探して記入し、後はひたすら覚える・・・。これがね、これだけでもね、大変なんです・・・。

空欄に答えを入れるだけでも大変です

勉強大嫌いの三男。

覚えようなんて気持ちはさらさらないわけです。
それでもなあと思い、横に座って一緒に読みながら確認していきます。三男は読まないんですよ!?絶対に読まない。見ているだけになってしまうので、私が読みながら三男の頭に入れていくイメージです。

私が横に座って読ませています

もともと目から入った情報を処理するのが苦手。

字を書いたり板書を写すのもとても苦手です。

なので、見ているだけのものを記憶するのも難しいわけです。そこで声に出して”音”として入れていく、この方が三男には合っているような気がしています。

「音」として頭に入れていきます

追試にならないようにと思ってこっちは結構必死になっているのですが、本人は全く気乗りしません。あまりにもだるそうにしているので

「ねえ、追試になったらどうするの。留年したり、卒業できなくなるかもよ?」

私:卒業できなくなるかもよ?

と問いかけました。すると三男、

「べつにいいし。追試でも。留年しても。学校なんて行かんでもいいし。」と。

三男:学校なんて行かんでもいいし

私:「学校いかんなら働くだよ。ずっと何もしないで家にいるのはダメ。」

三男:「べつにいいよ。」

私:「働けるの?学校より厳しいよ?」

三男:「それはあんたらの育て方じゃないの?」

私:「・・・・・・。」

”あんたら”って何!なんなんだその言い方!その投げやりな態度!

この時の私、よく怒らなかった。えらい。
かなり腹が立ってキレる寸前だったのですが、それが三男の本音なので、少しかわいそうにもなってしまったのです。

ちょっとだけ、かわいそうになりました

中学の時から「もう勉強はしたくない。」とずっと言っていた三男。

だからといって中卒で働くのも厳しい。

特別支援学校には入れない。調理や芸術系の専門学校も無理。少しでも勉強が易しい所で、と思って決めた今の学校です。それでもやっぱりテストはあるし、追試もある。テストのない学校がいいなあ・・・涙涙涙。

やっぱり勉強はむつかしい、、、。

これから先もまだまだテストがあり、嫌がる勉強に付き合うのかと思うと、ちょっとしんどい。
追試になればモチベーションも下がるだろうし、お金もかかる。
仮に追試でもいいとしても、再追試してでも合格することはできるのか。
その度に私はその勉強に付き合うのか。その度に三男は嫌で仕方ない勉強をするのか・・・。

嫌で嫌でしかたない勉強です

学校のきまりで39点以下は追試です。(でも追試はなさそう)

情報系の科目で40点取れていないものがありますが、1年生の間の中間テストでは追試はなさそう。
各学期の期末テストでは追試があります。

追試になっても自分の勝手、ほっといたらいい、という考えもあると思います。
本人も勉強嫌なんだから、追試になるとしてもやらなくてもいいんじゃない?とも思います。
でも、きっと私は次のテストの時も、三男の横でプリントを読んでいると思うのです。

私の自己満足でしょうか。もう放っておいた方がいいのでしょうか。

でもね、いい点が取れると三男もやっぱり嬉しいんですよ。

そりゃそうか。そういう問題じゃないか。
でも、でも、数学のテストの結果を話す三男はとても喜んでいるんです。
できれば楽しいと思うのです・・・。でも、頑張ってもできないか・・・。”でも”の無限ループです。

テストの点数がいいと、やっぱりちょっとうれしいでしょ!

↓こちらは境界知能の三男がどんな高校に行けばよいのかを考えてみた記事です。

↓こちらは中学生になって支援級と普通級のどちらが良いかを考えてみた記事です。

↓こちらは体調の悪さを誰にも伝えられない不安について考えた記事です。

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