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グレーゾーン中学生が高校生になりました!専修学校入学式!

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今回の記事を簡単にご説明します

三男が中学を卒業して”専修学校”へ入学しましたが、その入学時の説明会で聞いた校則や就職指導方法など、とても疑問で気になった点についてお話します。

うちの三男、グレーゾーンボーイです。

こんにちは。つつじ屋です。

私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしています。

 家族:だんな 定年間近の会社員
  長男 大学生 勉強大好き
  次男 大学生 自由大好き
  三男 高校生 ウルトラマン大好き

三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。

このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。

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目次

三男くんの通う専修学校の入学式がありました。

入学式は曇り空

令和5年4月5日。この日は曇り空でしたが雨は降ることなく、暖かな日でした。

早目に家を出たので到着するのもかなり早かったです。会場へ行くと新入生代表の生徒さんが挨拶の練習をしていました。旦那さんの話によると、この時”入学式”の看板がまだついておらず、先生が慌ててつけていたそうです。何でそのタイミング・・・。もっと前に準備はできるだろうに。

入学式が始まるのに看板は付いておらず…

しばらくすると新入生が入ってきました。

椅子の数から想像はつきましたが、新入生は何と20人!(正確には1人お休みで21人。)とてもミニマムな学校であります。女子生徒は4人だったかな。

校長に一人ずつ名前を呼ばれ、返事をして起立します。みんなそこそこ元気。三男くんも元気に返事ができました。

そして講師の先生の紹介。外部から講師の先生に来てもらっているようです。学校に属する先生は校長含め5人。各学年に1人と教頭先生。たくさんの先生を雇う余裕はなさそうです。まあ、各学年2~30人とすればそうなりますかね・・・。

最後に、歌えるはずのない校歌を歌って入学式終了。教室へ移動します。

当然、校歌はまったく歌えません

追伸:残念ながら、1年生の夏休みを前に早くも3人が学校をやめてしまいました。

担任は男の先生。ごく普通のイメージ(なんだそれ)。

追試の話や出席率の話などとりとめなく話して下さるのですが、いまいち要点がつかめない。理解できた範囲では、追試や補講はお金がかかること補講は1時間3000円。人件費だと言っていました)

就職指導について

3年間で15日以上休むと就職指導みたなこともやってもらえない。

同じく就職指導は、平均の評定が2.4位ないとダメ。

評定に”1”があれば留年。

大手企業を希望するなら欠席は3日以内。

超大手は皆勤でないと希望すら出せない。

そのあたりのことは体験入学の時に聞いておきたかったですね。特に不登校を経験してきた生徒さんや保護者にとっては気になるポイントです。そうでなくても三男くんのように、中学時代の通知表がほとんど”1”だった身としては、不安材料です。

不登校の子どもさん

スクーリングも年3回あって別の高校まで行くのですが、それ以外にもスクーリング該当日というのがあって、その日を欠席してしまうとまた補講を受けなくてはならない。(そのわりにいつがその該当日なのかは不明。)

あとは、なぞに細かい校則。

カバンは黒で派手でないもの、ということで、小心者の私はとにかく真っ黒を探して買いました。それでも小さくロゴが入っていたり、色のラインが入っているカバンの生徒さんもチラホラ。その中で、わりと大きめの白字のロゴの入ったカバンを持っていた生徒さんが、思いっきりダメ出しされていました。黒地に白のロゴですよ!?派手!?いやいや、全然ありのカバンでした。先生は

このカバンはだめですか?

「説明会の時に話があったと思うけど・・・。あー、僕は車の整理していたから分からないんだけどね。まあ買っちゃったからそれはサブバック的に使うとか・・・う~んまずいかなあ。黒いのがいるねえ・・・。

と煮え切らない感じでその生徒さんに話していました。

ありえない。そこまで言うならダメなラインを明確に伝えておくべき。説明会でも”黒を基本とした派手でないもの”という説明でした。”派手でない”という認識は人によって異なります。色のラインの入ったカバンを持っていた生徒さんは何も言われていませんでした。その差はなに?それならいっそ学校指定にしましょう。

追伸:入学して一ヶ月たちましたが、結局この生徒さんはノースフェイスのカバン(上記の写真)で通学しています。(良いの?、悪いの?、別にこれくらいのカバンなんて校則的にも何も問題なんてありませんよね)

もう一つ気になったこと。

担任の先生の前に校長が「授業を大切にすること。提出物をしっかり出すこと。試験で合格点を取ること。」

といった話をして退席しました。するとその担任の先生が

「校長が話してくれたけど、ちょっと抜けとるね。大事なこと話してないね・・・。」

と少し馬鹿にしたようなニュアンスで言ったこと。生徒や保護者の前で、同僚を、まして校長をさげてしまうような発言はやはりありえない。

小さな学校で生徒も少ないから、わりと面倒見てもらえるのかなと少し期待していたのですが、雲行きが怪しい。

就職指導をやってもらえない場合、就職先は自分たちで探すのか。何かしらの求人があったり、就職先を探すのも助けてもらえると思うからこの学校に来たのに・・・。

働ける場所が見つかると思ってたのに、、、。

成績も”1”がついたら留年ということ。

三男は、境界知能。

それは高校のルールとしてはありでしょう。でも、三男くんのようにグレーゾーン知能の持ち主、あるいは支援級出身の生徒さんもいるわけで、どうしても合格点を取れないということもあると思うのです。それでも”1”がつくのか。留年になるのか。

実際、三男くんの1年生のクラスに1人留年生がいるそうです。(その生徒さんは入学式からずっと欠席しているそうで・・・)各学年に留年生はいるらしい。こういってはいけないかもしれませんが、この学校で留年までする意味があるのか・・・。疑問です。

成績”1”が付いたら留年です
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でも、ちょっと良いこともありました!

他人にはやさしく

この日はずっとモヤモヤしながら過ごしていましたが、少し気持ちが和らぐ瞬間がありました。

先生がプリントを配り、前の席の子が後ろへまわす時、三男くんが前の子から受け取ると、ぺこりと頭を下げていたのです。いいじゃん、その感じ。そういうちょっとした仕草や表情、大事だよ。

ここまで書いて少し反省。せっかく三男くんが通う学校です。もっと三男くんの気持ちが上がるようないいところをいっぱいみつけなくては。

後日早速始まった授業でパソコンをいろいろさわり、なかなか楽しかった模様。内容もまあ分かったそうです。この先検定などもありますが、あんまり頑張らなくていいので、楽しんでほしいです。

でもね、できれば追試や補講は避けてほしいな・・・。だってねえ、そのたびにお金がかかるのよ・・・。莫大な追試予算を組む必要があるかな・・・。

莫大な追試費用

↓こちらは境界知能の三男がどんな高校に行けばよいのかを考えてみた記事です。

↓こちらは中学生になって支援級と普通級のどちらが良いかを考えてみた記事です。

↓こちらは体調の悪さを誰にも伝えられない不安について考えた記事です。

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