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グレーゾーンの子どもの高校選び③  専修学校合格発表とここまでの紆余曲折

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令和5年1月17日。推薦入試の翌日がもう合格発表です。

結果は中学校に郵送されるということだったので、学校から帰った三男に何かもらったかをきいても

「何もないよ~。」

つつじ屋

何か書類もらってないの?

三男

何もないよ~。知らんし。。。

と。郵送だから遅れるかなと思っていたら、中学校の先生から電話が。

「受かりましたよ~。おめでとうございます!」

あ~良かった・・・。しばらくしたら自宅にも速達で合格証書が届きました。

またその次の日、病院の受診がありました。先生に進路の報告です。逆に先生からいろいろ質問されました。2つの専修学校のどちらにしようか迷っていたのですが、

「そちらの学校にした決め手は何ですか?学費はちがいますか?」

学費はネットで調べればだいたいわかりますが、実際に両方の学校に行って先生の話を聞いたり、雰囲気を肌で感じた実体験は、病院の先生にとっても貴重なデータのようです。

決め手はまずは授業の内容。2つの学校のカリキュラムを見比べて、易しそうな方にしました。もう一つは生徒数が少なく、三男と似た感じの生徒さんが多そうだったことです。

最後には先生から

「ありがとうございました。とても参考になりました。」

とのお言葉をいただき、病院受診としては謎の回となりました。

中学に入ってからずっと考え悩んでいた三男の進路が何とか決まりました。

中1の時は私立普通高校に行けるかなと思っていました。が、すぐにそれは無理だと現実を知りました。

中2になって専修学校を考え始め、いろんな学校の体験入学や見学に行きました。中3になり、支援学校の方がいいのではと考え、中学校の先生にもいろいろ無理を言って、面談をしてもらったり体験に行かせてもらいました。

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専修学校への進学が決まった今でも、三男には特別支援学校の方がよかったのでは、という気持ちは残っています。でも、療育手帳も精神の手帳もない、今後も持てる見込みのない三男は、支援学校には行けません

定型発達とは違うから、幼いころから療育を受けたり病院を受診したりしているわけです。三男を見ていて、これからの生活、就職には何らかの支援は不可欠です。それでも支援学校には行けない・・・

今後も行政からの支援を受けることはたぶんできないと思います。当然経済的な援助も皆無でしょう。私たち親が生きている間は何とかなっても、親亡き後、三男はどうやって生きていくのでしょう。

そんな先のことまで考えてもきりがないのかもしれません。これから先も就職はどうするのか、続けられるのか、不安は尽きません。その時その時の問題を、少しでもいい方向へいけるように、いわばその場しのぎでやっていくしかないでのでしょうか・・・。

困った顔
困ってしまいました。

↓こちらは、グレーゾーンの子どもの高校選び②です

↓こちらは支援級と普通級のどちらが良いかを考えてみた記事です。

↓こちらは体調の悪さを誰にも伝えられない不安について考えた記事です。

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