グレーゾーンボーイの三男も少しずつ成長しながら高校生となりました。
基本あまり変わらない毎日を過ごしておりますが、それでも一日一日があっという間に過ぎていきます。
慣れない自転車通学、パソコンの授業、配慮の望めない学校の体制など、気をもむことも多い日々。
過保護で心配性な私はつい三男の心身の状態も気になります。そんな時、「あ~早く夏休みになって、三男がゆっくりできたらいいなあ。」と思ってしまうわけです。
しかし、この夏休みという言葉で思い出されるのが、義務教育9年間続いた読書感想文と詩の宿題。
グレーゾーンの子どもに読書感想文や詩ってハードル高くありませんか?困っちゃいますよね?
親子で読書をして作成すれば良いのですが、じつは感想文が苦手な三男に作らせるのはあきらめて、ほとんど私が作って親の感想文となってしまいました。。。
ここでは昔、三男が小学校や中学校に提出していた「読書感想文」と「詩」について、皆さんの参考になればと思い「例文集(記事)まとめリンク」としてご紹介しています。
うちの三男、グレーゾーンボーイです。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
お子さんに本をたくさん読んでもらいたいと思っている親御さんに、絵本定期購読がおすすめです
親子で作る「読書感想文」と「詩」の宿題、例文集(タイトル)一覧表
親子で作る「読書感想文」の一覧表
「 読書感想文」 | 作者(文) | 絵・翻訳 |
---|---|---|
1.ホスピタルクラウンkちゃんが行く | あんず ゆき | - |
2.四角いクラゲの子 | 今江祥智 | 石井聖岳 |
3.いつもいっしょに | こんの ひとみ | いもと ようこ |
4.フランダースの犬 | ウィーダ | いもと ようこ |
5.おまえうまそうだな | 宮西 達也 | 宮西 達也 |
6.100万回生きたねこ | 佐野 洋子 | 佐野 洋子 |
7.アルプスの少女ハイジ | ヨハンナ スピリ | 高畑 勲 |
8.みにくいあひるの子 | アンデルセン | 渡辺 有一 |
9.葉っぱのフレディ | レオ バスカーリア | 島田 光雄 |
10.あらしのよるに | きむら ゆういち | あべ 弘士 |
11.としょかんライオン | ミシェル ヌードセン | ケビン ホークス |
12.きたかぜとたいよう | 蜂飼 耳 | 山福 朱実 |
13.マッチうりの少女 | アンデルセン | いもと ようこ |
14.ラプンツェル | グリム | バーナーデットワッツ |
15.赤いくつ | 角田 光代 | 網中 いづる |
16.はだかのおうさま | いもと ようこ | いもと ようこ |
17.パパはウルトラセブン | 宮西 達也 | 宮西 達也 |
18.よるくま クリスマスのまえのよる | 酒井 駒子 | 酒井 駒子 |
19.しらゆきひめ | グリム | いもと ようこ |
20.美女と野獣 | アーシュラ ジョーンズ | サラ ギブ |
21.手ぶくろを買いに | 新美南吉 | 牧野鈴子 |
22.ごんぎつね | 新美南吉 | いもと ようこ |
23.どんぐりと山猫 | 宮沢 賢治 | いもと ようこ |
24.青い鳥 | モーリス メーテルリンク | いもと ようこ |
25.にんぎょひめ | アンデルセン | いもと ようこ |
26.おしいれのぼうけん | ふるた たるひ | たばた せいいち |
27.ごめんね でてこい | ささき みお | ささき みお |
28.じゅげむの夏 | 最上一平 | マメイケダ |
29.さよなら プラスチック・ストロー | ディー・ロミート | ズユェ・チェン |
30.おちびさんじゃないよ | マヤ・マイヤーズ | へウォン・ユン |
31.アザラシのアニュー | あずみ虫 | あずみ虫 |
32.いつかの約束 1945 | 山本 悦子 | 平澤 朋子 |
33.どうやってできるの?チョコレート | ひさかたチャイルド | ひさかたチャイルド |
34.絵本 はなちゃんのみそ汁 | 安武 信吾・千恵・はな | 魚戸 おさむ |
35.セロひきのゴーシュ | 宮沢賢治 | 武田美穂 |
36.星の王子さま | A. de サン=テグジュペリ | 内藤 濯 (翻訳) |
37.エルマーのぼうけん | ルース-スタイルス-ガネット (著) | わたなべしげお (翻訳) |
38.スイミー | レオ・レオニ (著) | 谷川 俊太郎 (翻訳) |
39.かわいそうなぞう | 土家 由岐雄 (著) | 武部 本一郎 (イラスト) |
40.さっちゃんのまほうのて | たばた せいいち (著) | |
41.おこだでませんように | くすのき しげのり (著) | 石井 聖岳 (イラスト) |
42.ぼくがラーメン食べてるとき | 長谷川 義史 (著) | |
43.サーカスのライオン | 川村 たかし (著) | 斎藤 博之 (イラスト) |
44.もったいないばあさん | 真珠 まりこ (著) | |
45.スーホの白い馬 | 大塚 勇三 (著) | 赤羽 末吉 (イラスト) |
46.ゆきのひのプレゼント | たなか鮎子(たなかあゆこ) (著) | |
47.先生、しゅくだいわすれました | 山本 悦子 (著) | 佐藤 真紀子 (イラスト) |
48.パンどろぼうとりんごかめん | 柴田 ケイコ (著) | |
49.あかいてぶくろ | 林木林 (著) | 岡田千晶 (イラスト) |
50.賢者のおくりもの | オー・ヘンリー (著) | いもとようこ (イラスト) |
51.パンどろぼうとなぞのフランスパン | 柴田 ケイコ (著) | |
52.子うさぎましろのお話 | 佐々木 たづ (著) | 三好 碩也 (イラスト) |
親子で作る「詩」の宿題、一覧表
つつじ屋の「読書感想文」
1.夏休みの読書感想文 グレーゾーンの子どもには無理!
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この本は、ホスピタル・クラウン(道化師)が病院でさまざまな活動をする感動や涙のお話の本です。
日本ではクラウン(道化師)のことをピエロ🤡と呼んでいますね。
これは中学3年生の夏休みの宿題として提出したものですが、この本のレベル感からは小学校3・4年生向けかと思われます。
三男のレベルに合わせてこの本を選んで読書感想文を書いています。
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2.夏休みの読書感想文『四角いクラゲの子』あらすじと感想
この「四角いクラゲの子」(絵本)は、クラゲの子どもがみんなから仲間はずれにされながらも、ひたむきに生きて行く物語ですが、実はとっても奥が深いと思われるお話です。
この本は、小学3・4年生くらいの時に読書感想文の宿題で使った本ですが、本当はおそらく小学1年生くらい向けの本かと思います。
グレーゾーンの小学生のお子さんでしたら、学年問わずこのくらいの内容でいいのかなと思います。
この感想文は当時、読書感想文なんて全く書けない三男に代わり私が作ったものです。昔の感想文はそのまま残ってはいないので、小学生時代を懐かしみながら書いてみました。
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3.グレーゾーンの子どもと読書感想文&あらすじ『いつもいっしょに』
この本は、一人ぼっちでさみしそうなくまさんの家に、ある日うさぎがやってくるお話です。
くまさんが、うさぎのためにご飯を作ったり世話をしているうちにお互いとても大切な存在になる、そんな暖かい物語です。
本の対象年齢としては、幼稚園(保育園)年長さんくらいでしょうか。
グレーゾーンのお子さんや、小学1年生ころなら読書感想文としてもありかなと思います。
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4.夏休み読書感想文『フランダースの犬』あらすじと伝えたいこと
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本の対象年齢はおそらく小学1年生くらいかと。
皆さんご存じの名作、『フランダースの犬』です。その昔アニメ化され、けなげなネロとパトラッシュの姿は目に焼き付いております。
理不尽な大人たち、純粋なネロ。貧しさとは、幸せとは、そんな重たいテーマを持ったお話です。
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5.夏休み読書感想文『おまえうまそうだな』あらすじと伝えたいこと
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この本の対象年齢はおそらく小学校低学年かと。
とても話題になった宮西達也さんの作品です。
このティラノサウルスのシリーズはとてもたくさん出版されています。
どの本も思わず涙を誘われる内容になっています。とっても強いんだけど、人一倍優しい心を持っている、そんなティラノサウルスのお話です。
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6.夏休み読書感想文『100万回生きたねこ』あらすじと伝えたいこと
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絵本と言えばこれでしょう、というくらいの名作、『100万回生きたねこ』です。本の対象年齢としては小学校低学年ですね。
りっぱなとらねこは100万回も生きました。100万回も死んだのです。いろんな飼い主の元で過ごすのですが、とらねこはどの飼い主も嫌いでした。好きなのは自分だけ。
でもある日、美しい白ねこと出会います。そして初めて自分以外を大すきになり、ずっと一緒にいたいと思います。
そして白ねこが死んでしまうと、とらねこはとても悲しみ、その後自分が死んでしまっても二度と生き返ることはありませんでした。
このお話はどんな年齢の人の心にも小さなさざ波をたてます。そしてそのさざ波はずっと心に寄せ続け、様々な思いを生みます。自分ってなんだろう、幸せってどういうものなんだろう。
この本をよんで、お子さんとゆっくりお話してみませんか?
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7.夏休み読書感想文『アルプスの少女ハイジ』あらすじと伝えたいこと
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『フランダースの犬』に続き、世界の名作です。やはりその昔アニメ化されました。ハイジのけなげな姿にいやされ、クララが立った場面ではだれもが感動したものです。「クララが立った!」の名言もうまれています。
本の対象年齢としては、就学前、あるいは小学1年生くらいでしょうか。
優しいハイジ、アルプスの自然、日々がさつに生きている私には、まぶしくさえあります・・・。
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8.読書感想文『みにくいあひるの子』あらすじと伝えたいこと
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今回の読書感想文の本は、アンデルセンの名作童話から『みにくいあひるの子』です。
ひとりだけ大きくみにくい姿のあひるの子が、実は白鳥の子だったという、多分世界中の人が知っているお話ですね。
字が読めるようになったばかりのお子さんから楽しめるお話です。
少し易しすぎるかもしれませんが、本を読むことが嫌いなお子さんやグレーゾーンのお子さんには無理なく読めていいのではないでしょうか。
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9.読書感想文『葉っぱのフレディ』あらすじと伝えたいこと
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今回の読書感想文の本は、名作『葉っぱのフレディ』です。
春に生まれたフレディが冬にかれて死んでいくというお話です。
作者はレオ・バスカーリアという哲学者。死ぬことは怖くないの?生きていることにいみはあるの?哲学者らしく深くて答えのない問題を投げかけてきます。
死んで命が変化することによって、新たな命が生まれつながっていく。
わたしたち人間も自然の大きな流れの一部に過ぎないのですね。
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10.読書感想文『あらしのよるに』あらすじと伝えたいこと
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今回の読書感想文は『あらしのよるに』です。
その昔、アニメ映画にもなりました。絵本がもとになった映画というのは珍しいのではないでしょうか。
あらしの夜に真っ暗な小屋の中で出会ったヤギとオオカミ。
姿が見えないことからお互いがヤギとオオカミであることを知らず、気の合う友達を見つけたと喜ぶお話です。次の日に一緒に食事をする約束をして別れるところでお話は終わります。
次の日に2人は本当に出会うのか。
ヤギは食べられてしまわないのか。想像が膨らみ、続きがとても気になってしまいます。
当然続きのお話もシリーズ化されています。全部で7巻。感動必至です。ティッシュのご準備を忘れずに。
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11.読書感想文『としょかんライオン』あらすじと伝えたいこと
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今回の読書感想文は『としょかんライオン』です。
ある日突然図書館にライオンが現れます。
館長さんは約束が守れるならそのままいてもいいと言います。お話を聞くのが大すきなライオンは大喜び。毎日図書館にやってきて、お手伝いをします。ある日、館長さんがケガをしてしまい、図書館内を走って大声で叫んでしまいます。
約束を守れなかったと責められ、ライオンは姿を見せなくなってしまいますが、館長さんも図書館にやってくる人たちもさみしくてしかたなく・・・。
お話好きの優しいライオンと館長さんの友情、図書館にライオンがいることに不自然さを感じさせない人々の表情。
約束は大切だけど、何のための約束なのか。約束のためにほかの大切なことを見失っては意味がありません。
あり得ないシチュエーションではありますが、館長さんのようにいろいろなことを大きく受け止めて動じず、分け隔てない関わりを持てたら素晴らしいですよね。
まあ、わたしには到底無理なのですが…。
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12.読書感想文『きたかぜとたいよう』あらすじと伝えたいこと
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今回のお話は『きたかぜとたいよう』。イソップ童話の一つです。
旅人の服を脱がせる競争をする北風と太陽。
北風は強い風を吹かせて旅人の服を脱がせようとしますが、うまくいきません。
一方太陽は、どんどんあたためてついには旅人を裸にしてしまいます。結果は旅人をあたためた太陽の勝ちです。
力づくで自分の思い通りにしようとしても上手くいかない、相手が何を望んでいるのかをその人の立場に立って考えること、思いやりをもって行動することの大切さが描かれていると言われています。
私はひねくれものなのか、あまりそういった印象は受けず、ただただ太陽の持っている力がその競争にはあっていただけ、なんて思ってしまいます。
なので、感想文もそういった内容になっています。
感想文なので、自分の思ったことをそのまま書いていいですよね・・・。
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13.読書感想文『マッチうりの少女』あらすじと伝えたいこと
↓金の星社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『マッチうりの少女』。アンデルセン童話の一つです。
きっと世界中の人が知っているお話ですね。
大みそかの夜に一人ぼっちでマッチを売り歩く女の子。
けれどだれひとりマッチを買ってくれません。
手足はしもやけで真っ赤。寒さに耐えきれず、持っていたマッチに火をつけて温まろうとします。すると、火がついている間だけ幸せな光景を見ることができました。最後にはおばあちゃんが現れ、いっしょに空高く昇ってしまいます。
つぎの日、死んでしまった女の子を見つけた町の人が「かわいそうに」とつぶやく。そんなお話です。
現実にこういった状況を目にすることはまずありませんが、近い状況にいる人はきっとどこかにいるはず。
そして、案外目に入らないだけかもしれない。もしくは見ようとしていない。
町の人々の行動はいつもの自分の行動なんだと、どこか胸に刺さるものがあるお話です。
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14.読書感想文『ラプンツェル』あらすじと伝えたいこと
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今回のお話は『ラプンツェル』。「塔の上のラプンツェル」としてディズニー映画でもおなじみですね。原作はグリム童話です。
魔法使いと言われているおばあさんに育てられたラプンツェル。12歳になると高い塔の上に閉じ込められてしまいます。しかしある日、王子が塔の上に現れ、王子のいる時だけは楽しい時間を過ごします。それもおばあさんの知るところとなり、ラプンツェルは追い出され、王子も大けがをさせられてしまいます。
振り回されたラプンツェル。その後の王子とラプンツェルの幸せな暮らしが、何ものにも邪魔されないことを祈ります。
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15.読書感想文『赤いくつ』あらすじと伝えたいこと
↓フェリシモ出版さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『赤いくつ』。言わずと知れたアンデルセン童話です。
美しい赤い靴に魅せられたカーレン。自分の気持ちを優先させ、いくつかの過ちを犯します。すると靴は脱げなくなり、踊り続けることになってしまいます。カーレンは足を切り落としてもらい、最後には天に召されます。なかなか怖い内容ですね。
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16.読書感想文『はだかのおうさま』あらすじと伝えたいこと
↓金の星社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『はだかのおうさま』。アンデルセン童話です。
国のために働くことなく、自分のすきな洋服にばかりお金をつかう、ちょっとわがままな王さま。
ペテン師の2人に「賢い人だけが見える服」を作らせます。馬鹿だ、役立たずだと思われたくない家来や王さまは、本当は何も見えていないのに、素晴らしい服だとほめたたえます。
そしてパレードが開かれますが、国のみんなはびっくりです。でも、誰も王さまが裸だとは言えずにいました。すると、子どもが「王さまは裸だ!」と叫びます。それをきっかけに、やっぱり王さまは裸なんだとみんなが安心したように叫びだします。
王さまもやっと何も着ていないことに気付き、大恥をかく、というお話です。
自分の見栄や周りからの評価ばかりを気にし、本当のことが言えなくなってしまう大人たち。それに反し、見たまま、感じたままを素直に口にする純粋な子ども。・・・私たちの日常でもこういうことってあるような・・・。
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17.読書感想文『パパはウルトラセブン』あらすじと伝えたいこと
↓学研プラスさん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『パパはウルトラセブン』。
『おまえうまそうだな』の作者、宮西達也さんの作品です。
絵本と特撮ヒーローが合体!子どもだけでなく、お父さんもそそられるのではないでしょうか。
ウルトラセブンは奥さんと可愛い娘の3人家族。娘を可愛がり心配する、普通のお父さんです。
それでも悪いことは許しません。娘が悪いことをしたり嘘をついたときは、きつく叱ります。そして、怒ったことを後悔したりもします。また、怪獣と戦うことに疑問を感じたりもしています。
戦いはきらいだけど、大切な人たちを守るため今日も戦います。その姿は毎日仕事へ向かう現実のお父さんと重なりますね。
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18.読書感想文『よるくま クリスマスのまえのよる』あらすじと伝えたいこと
↓白泉社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『よるくま クリスマスのまえのよる』です。
対象年齢としては幼児さん。字が読めるようになったお子さんへのクリスマスプレゼントに最適です。
小学生が感想文を書くための本としては少し幼いですが、うちの三男のようにたくさんの文字は読めない、といったお子さんにはいいのではないでしょうか。
ママに怒られてサンタが来ないのでは、と心配して眠れないぼくの所へよるくまがやってきます。
ぼくはサンタを知らないよるくまにプレゼントをあげます。するとプレゼントの中の一つの飛行機が本物になって、ぼくとよるくまは夜の空を飛びまわります。でもよるくまの家まで来ると、よるくまは飛行機を降りて家へ帰ってしまいました。甘えるよるくまを見て、ぼくは幼いころのことを思い出し、ママの優しい声が聞こえてきます。安心したぼくはぐっすり眠り、そばにはママからのプレゼントが・・・。
幼い子どもの素直な感情、ママの愛情。叱られても、ママはぼくのことが大切で大好き。ぼくとママの温かな毎日が感じられます。
↓読書感想文の本文(記事)はこちらから↓
19.読書感想文『しらゆきひめ』あらすじと伝えたいこと
↓金の星社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『しらゆきひめ』。ご存じない方はいないのではないでしょうか。こちらもグリム童話です。少し残酷で不気味な感じもあります。
しらゆきひめはある国のお姫様。本当の母親はすぐに亡くなり、2番目のおきさきさまがやってきます。このおきさきさま、自分が世界で一番美しくないと気が済まないのです。
しらゆきひめが成長すると、鏡にも「しらゆきひめが一番美しい。」と言われます。怒ったおきさきさまはしらゆきひめを追い出し、猟師に殺すように命じます。しかし猟師はしらゆきひめを殺すことができませんでした。逃げたしらゆきひめは、小人たちの家で暮らします。そこへおばあさんに化けたおきさきさまがやってきて、しらゆきひめに毒りんごを渡し、しらゆきひめは死んでしまいます。
悲しむ小人たち。そこへ王子様がやってきて体を起こすと、口からりんごが落ち、しらゆきひめは生き返ります。そして二人は結婚し、幸せに暮らす、というお話です。
「わたしにもいつか王子様が現れてくれるかもしれない。」と女の子が憧れることもあるお話ですね。
美しさにとらわれたおきさきさま。どうしてそこまでこだわったのでしょう。誰にも分かってもらえない寂しさのような感情があったのかもしれません。私にはおきさきさまも少しかわいそうに思えてしまうのですが・・・。
↓読書感想文の本文(記事)はこちらから↓
20.読書感想文『美女と野獣』あらすじと伝えたいこと
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今回のお話は『美女と野獣』。
ディズニー映画でもおなじみですね。歌とともにふたりがダンスをしているシーンがよみがえります。
お金持ちの商人の3番目の娘のビューティー。とても美しく、2人の姉はそれを妬んでいました。姉たちは贅沢三昧の毎日を過ごします。
しかし、父親が財産を無くしてしまい、一家は田舎へ移り住むことになります。父親とビューティーは懸命に畑仕事をしますが、姉たちはおかまいなし。
ある日、父親が迷い込んだ森のお屋敷で恐ろしい見た目のビーストに出会います。バラをとろうとした父親はビーストの怒りを買い、ビューティーをお屋敷へ連れてくるように命じられます。
ビーストのお屋敷で過ごすビューティーですが、ビーストはとても優しく、おいしい食べ物、きれいなドレスと至れり尽くせり。そしてビーストは何回も「私の妻になってくれませんか。」とビューティーに言います。でもビューティーは受け入れません。
しばらくすると、ビューティーは悲しむ父親を思い、家に帰りたいとビーストにお願いします。一週間後に戻る約束をしてビューティーは父親のいる家へ。しかし、姉たちのたくらみにより、戻るのが遅れてしまいます。
ある夜、ビューティーはビーストが倒れている夢を見ます。その時、ビューティーはビーストがどれだけ優しくしてくれていたのかに気づきます。そして慌てて戻り、倒れているビーストに向かって「あなたの妻になります!」と叫びます。すると、ビーストにかけられていた魔法が解け、美しい王子に変わりました。ふたりはお互いのきもちを確かめ合いめでたく結ばれます。
ビューティーはきれいなドレスも欲しがらず、贅沢がしたかったわけでもありません。父親を心配し、自分がビーストの元へ行くことでみんなが無事に暮らせるのなら、という優しい心の持ち主でした。
美しさは見た目やきれいなドレスで作られるものではない。人を思いやれる心を持った人が、本当に美しく、幸せにもなれる。そんなお話です。
↓読書感想文の本文(記事)はこちらから↓
21.読書感想文『手ぶくろを買いに』あらすじと伝えたいこと
↓フレーベル館さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『手ぶくろを買いに』。ずっと昔から読まれている、新見南吉の作品です。
雪が積もった冬。お母さん狐は子狐に手袋を買ってあげようと考えます。でもその昔、お母さん狐は人間の町で怖い思いをしており、町へ行くことを躊躇します。
そこで子狐の片方の手を人間の手に変え、必ずそちらの手を出して手袋を買ってくるように伝え、子狐ひとりで町へ行かせます。
子狐は間違えて狐のままの方の手を出してしまいますが、帽子屋さんは手袋を売ってくれました。人間は怖くないと思った子狐は街を歩いてみます。すると仲のいい親子の会話が聞こえてきます。子狐はお母さん狐が恋しくなり、お母さん狐のところへ帰ります。
ほっとするお母さん狐。子狐が手を間違えて出してしまったと聞いて驚きます。そして子狐が「人間ってちっとも恐かないや。」という言葉を聞き、「ほんとうに人間はいいものかしら。」とつぶやきます。
最後のお母さん狐の言葉が深いですね。地球規模的に「お前たち、ちゃんと生きているか。」と言われている気がします。
↓読書感想文の本文(記事)はこちらから↓
22.読書感想文『ごんぎつね』あらすじと伝えたいこと
↓金の星社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『ごんぎつね』。教科書にも採用されている新見南吉の作品です。
ごんは一人ぼっちの狐。いたずらばかりしていました。
ある日ごんは兵十がつかまえたうなぎを盗んでしまいます。その数日後、兵十の母親が死んでしまいます。ごんは「兵十は母親のためにうなぎをとったんだ。そのうなぎを自分が盗んでしまったから母親は食べられなかった。だから死んでしまったんだ。」と考えます。
ごんはつぐないのため、いわし屋からいわしを盗んで兵十の家へ投げ込みます。しかし兵十が盗んだと思われ、ひどい目にあってしまいます。
そこで次からは自分で山から栗を拾って、兵十の家へ届けるようにします。毎日毎日。
そんなある日、兵十は家に入っていくごんを見つけます。またいたずらをしに来たと思った兵十は、銃でごんを撃ってしまいます。しかしすぐに栗がたくさん置いてあることに気づき、ごんに「お前だったのか。」と声を掛けます。ごんはぐったりしたままうなずきました。
お話の最後の『青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。』という言葉と静かな絵が、後悔、憐れみ、切なさ、いろんな感情を生み出します。
↓ということで、それではどうぞ以下より本文をご覧ください。
23.読書感想文『どんぐりと山猫』あらすじと伝えたいこと
↓金の星社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『どんぐりと山猫』。宮沢賢治の作品です。宮沢賢治と言えば『注文の多い料理店』や『銀河鉄道の夜』なども有名ですね。
ある日、一郎のもとに山猫から1通のはがきが届きます。そこには裁判をするから来てくれ、と書かれてありました。
栗の木、笛吹の滝、白いきのこ、りすたちに山猫の居場所を尋ねながら進む一郎。そして気味の悪い別当にも出会います。別当は自分の字の上手さを気にしていました。
そして突然山猫が現れ、裁判が始まります。それは、どんぐりの中で誰が一番偉いかを決めるものでした。「大きいのが偉い。」「とがっているのが偉い。」と収拾がつきません。
すると一郎が「このなかでいちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらい。」と言うように山猫に提案します。そして山猫がどんぐりたちにそのままを告げると、どんぐりたちは何も言えずに固まってしまいました。
山猫はとても喜び、一郎に次の裁判にも来てくれるように頼みます。お礼に金のどんぐりをもらった一郎ですが、気づいた時には茶色のどんぐりをもって自分の家の前に立っていました。
その後再び裁判に呼ばれることはありませんでしたが、一郎は少し残念に思っていました。
なかなか賢い山猫です。別当にきつく当たっているあたり、まさにお山の大将っぽい。どんぐりの裁判をおさめられないようでは、お山の大将もつとまらなそうですが。
↓それではどうぞ以下より、読書感想文の本文をご覧ください。↓
24.読書感想文『青い鳥』あらすじと伝えたいこと
↓金の星社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話はメーテルリンクの『青い鳥』。
『青い鳥症候群」などという言葉があるほどに広く知られているお話です。
チルチルとミチルは貧しい木こりの子ども。クリスマスプレゼントもありません。クリスマスイブの夜、魔法使いのようなおばあさんがやってきて、”青い鳥”を探してほしいと頼まれます。おばあさんに本当のことが見えるという帽子を渡され、ふたりは青い鳥を探しに行きます。
おもいでの国ではおじいちゃんおばあちゃに会い、夜のごてんのとびらを開けると、数えきれないほどの青い鳥が飛んでいました。どちらの国でも青い鳥をつかまえますが、その国を出るとみんな死んでしまいます。
そして妖精のような「しあわせ」と「よろこび」にも出会います。たくさんの「しあわせ」と「よろこび」はいつもチルチルとミチルのそばにいる、と言います。
未来の国ではたくさんの赤ちゃんがうまれるのを待っていました。赤ちゃんはそれぞれ得意なことを持っていました。
次の朝、ふたりはお母さんに起こされます。そして自分の家の鳥が青い鳥だったことに気づきます。幸せになれる青い鳥はずっと前からふたりのそばにいてくれていたのです。
よく目を凝らしてみると、誰の近くにも青い鳥はいるはずです。青く見えない時があっても、本当はきっと青いのです。
↓それではどうぞ以下より、読書感想文の本文をご覧ください。↓
25.読書感想文『にんぎょひめ』あらすじと伝えたいこと
↓金の星社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『にんぎょひめ』。
アンデルセン童話です。想いが届かずに消えていく人魚姫。切ないお話です。
人魚姫は海の底にある人魚の国で暮らす6人姉妹の末っ子です。
15歳になった人魚姫は海の上に飛び上がり、そこで船に乗っていた王子を見つけます。すると、嵐でその船が沈没してしまい、王子も海に投げ出されます。人魚姫は必死に王子を助け、砂浜まで運びます。
そこへひとりの娘が通りかかり、王子を見つけます。その時王子が目覚め、「君が助けてくれたんだね。」と、自分を助けたのはその娘だと勘違いしてしまいます。
王子に会いたくてたまらず、人間になりたいと思い、魔法使いに人間にしてくれるようにお願いします。しかし、人間になることと引き換えに、声を奪われてしまいます。
砂浜に倒れていた人魚姫を王子が見つけ、城に連れて帰ります。声を奪われた人魚姫は何も話すことができません。そしてある日、王子がお見合いをすることになりました。それはあの日砂浜で出会った娘でした。王子はとても喜び、ふたりは結婚します。
悲しむ人魚姫のもとへ姉たちがやってきて、ナイフで王子を殺すように勧めます。そうすれば人魚に戻れるのです。ナイフを手に王子のもとへ向かう人魚姫ですが、王子を殺すことはできませんでした。
そして人魚姫は消えてしまいます。でも人魚姫はもう悲しくはなく、人を愛した喜びに満ちていました。
どれほど声を出して叫びたかったことでしょう。あなたを助けたのは私です、と。どれだけ相手を想っても、かなわない時はあります。誰も悪くありません。・・・切ない。
↓それではどうぞ以下より、読書感想文の本文をご覧ください。↓
26.読書感想文『おしいれのぼうけん』あらすじと伝えたいこと
↓童心社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『おしいれのぼうけん』。
1974年の発行以来、ずっと読み継がれているお話です。押し入れの中でさとしとあきらが繰り広げる大冒険。男の子に人気のあるストーリーです。
さくらほいくえんには怖いものがふたつあります。ひとつは押し入れで、もうひとつはねずみばあさんです。ねずみばあさんは人形劇の登場人物です。
さくらほいくえんでは、悪いことをすると押し入れに入れられてしまいます。ある日、さとしとあきらがお昼寝の時間に走り回り、押し入れに入れられてしまいました。さとしは「押し入れの外で考える」とみずの先生に言いますが、問答無用で入れられてしまいます。これにさとしは腹を立て、絶対に謝りません。
そうは言ってもだんだん怖くなってきたふたりの前にねずみばあさんが現れ、ふたりをねずみたちに食べさせるとおどかされます。必死で逃げるふたり。薄暗い森の中、夜の高速道路、下水道と、ふたりで励ましあいながら逃げていきます。最後には大きくなったミニカーとデゴイチに乗って、ねずみばあさんを追い払います。
やっと押入れを開けてもらい、外に出られたふたり。みずの先生はふたりに謝ってくれました。ふたりはみんなに冒険の話をします。それ以降、押し入れはみんなが大好きな場所になりました。
そして、押し入れとねずみばあさんはさくらほいくえんの楽しいものになりました。
”押し入れに閉じ込める”というのも時代を感じますね。
今ではそんなことやらないでしょうが、子どもにとっては”押し入れはちょっと怖いもの”というイメージは変わらずにあるのではないでしょうか。同時に同じくらいワクワクするものでもありますね。
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27.読書感想文『ごめんね でてこい』あらすじと伝えたいこと
24年夏 青少年読書感想文全国コンクール課題図書
↓文研出版さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『ごめんね でてこい』。
2024年夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になっています。
本当は大好きなおばあちゃんに「きらい」と言ってしまい、なかなか「ごめんね。」と謝れないでいる女の子、はなちゃんの気持ちを描いたストーリーです。
おばあちゃんは家の工事をする間、はなちゃんの家で一緒に暮らすことになりました。
おばあちゃんが大好きなはなちゃんは嬉しくてたまりません。
しかし、しばらくすると気になることが出てきます。
ごはんが魚や煮物だったり、宿題をすぐにやるように言われたり、暗い所で本を読まないように言われたりして、はなちゃんは少しモヤモヤします。
そしてある日、友達のゆうちゃんにおばあちゃんが「きちんとあいさつするんだよ。」と言ってことで、ゆうちゃんから「もうはなちゃんの家には行けない。」と言われてしまいます。このことではなちゃんは我慢できなくなり、「おばあちゃんきらい。」と言ってしまうのです。
それからずっとおばあちゃんに「ごめんね。」と言えずにいると、おばあちゃんが入院してしまいます。それでもなかなかお見舞いに行けないでいるはなちゃん。でもお母さんに「おばあちゃんははなの気持ちわかっているよ。」と言ってもらって、勇気を出してお見舞いに行きます。そしてきちんと「ごめんね。」と伝えられました。
おばあちゃんと抱きしめあって、おばあちゃんの優しさと愛情をしっかりい受け取ったはなちゃんです。
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28.読書感想文『じゅげむの夏』あらすじと伝えたいこと
24年夏 青少年読書感想文全国コンクール課題図書
↓佼成出版社さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『じゅげむの夏』。
2024年度夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になっています。
あきら、山ちゃん、かっちゃん、シューちゃんの4年生4人組が最高の夏休みを過ごそうと、様々な冒険をするお話です。
4人組のひとり、かっちゃんは筋ジストロフィーという病気にかかっていて、だんだん体が動かなくなっていっています。
幼いころから一緒にいる他の3人にとっては、かっちゃんが歩くのが遅かったりするのは当たり前のこと。だんだん不自由が増えていくこともわかっています。それでも、4人そろってかっちゃんの提案する冒険を、ワクワクドキドキしながら実現させていきます。
まずはむかし熊とたたかった熊吉つぁんをたずねます。
熊吉つぁんはとても怖い人で、ひどい目にあうかもしれないとビクビクしていた4人ですが、実際の熊吉つぁんはひよこを可愛がったり、4人にパインサイダーをくれたりする、案外気のいい人でした。「無我夢中で生きろ。いっぱい楽しいことしろ。」と4人に力強い言葉を伝えます。
次は天神橋からの飛び込みです。
4人の住む天神集落には、3年生くらいまでに天神橋から川へ飛び込むという子どもたちの儀式がありました。けれどかっちゃんだけはまだ飛んでいません。心配する他の3人でしたが、かっちゃんは「来年になったら飛べなくなるかもしんねえし。今年がラストチャンスって気がするんだよ。」と言います。かっちゃんを助けるために全力でサポートする3人。飛び込みに無事成功し、満面のキラキラした笑顔のかっちゃんでした。
次はおばけトチノキを見に行くことです。
おばけトチノキとは樹齢が1000年にもなるという巨大なトチノキです。でもそこまで行くのはとても遠く、険しい山道です。足の悪いかっちゃんにはとても困難な道のり。そこで、かっちゃんを手押しの一輪車に乗せていくことにしました。途中で何回も一輪車から落ちてしまうかっちゃん。
一輪車に戻る時もハイハイするほど足は弱くなっていました。それでもなんとかトチノキまでたどり着きます。4人は間近で見るトチノキの大きさに圧倒され、生命感や何か大きなエネルギーを感じとります。そして4人はトチノキの空洞に持ってきた紙とペンで名前と将来の夢を書いて埋めることにします。
かっちゃんの夢は誰よりたくさんでした。
小学4年生の夏休みを謳歌する4人の少年。まぶしくて少しの切なさも感じられる、素敵なお話です。
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29.読書感想文『さよなら プラスチック・ストロー」あらすじと伝えたいこと
24年夏 青少年読書感想文全国コンクール課題図書
↓光村教育図書さん(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『さよなら プラスチックストロー』。2024年夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になっています。
物語ではなく、プラスチックストローがもたらす環境への影響を大きな問題として、脱プラスチックを進めよう、環境問題に関心を持とう、という内容になっています。
ストローは5000年以上も前、古代シュメール人たちがビールを飲むために葦をつかったことから始まりました。
その後数千年、飲み物を飲むためのチューブは世界のあちこちで見られるようになります。1800年代になると、ライ麦などの穀物の乾燥したくきがストローとして使われました。そもそもストローとは穀物のくきのことです。
その後アメリカのマービつうつうが紙にロウでコーティングしたストローを作ります。
水につけてもくずれにくいものでした。1888年、このストローでマービンは特許をとり、毎日200万本のストローが作られるようになります。また、1937年には発明家のジョセフが曲がるストローを作り出し、やはり特許をとります。曲がるストローは病院で使われ、患者は寝たままでも飲み物を飲むことができるようになりました。
プラスチック製品の問題は「生分解性」がないことです。
つまり、土の中で自然に腐ったり、水に溶けたりしないということです。マイクロプラスチックになって海に流れ込み、海で暮らす生き物たちをおびやかしています。食べ物と間違えて食べてしまい、おなかに大量のプラスチックをためて死んでしまうこともあります。
この問題を解決しようと、プラスチックストローの使用を禁止したり、使い捨てプラスチック製品を完全になくすと誓った国もあります。世界中で海や河川をきれいにしようという活動が活発です。
まずできることは、「ストローはいりません。」と言う。紙のストローを使う。学んだことを人に伝える。
こうした小さな一歩が次の一歩につながって、もっと大きな問題に取り組めるようになるかもしれません。プラスチックよりも地球を選ぶことができるのです。
環境問題を自分のこととして考え、できることから始めてみよう、という内容になっています。
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30.読書感想文『おちびさんじゃないよ』あらすじと伝えたいこと
24年夏 青少年読書感想文全国コンクール課題図書
↓イマジネイション・プラスさん (アマゾンヘ)↓
今回のお話は『おちびさんじゃないよ』。2024年夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になっています。小学校1~2年生が対象です。
テンちゃんは体がとても小さい女の子です。
その見た目から、何もできないと思われたり、お店では幼い子どものように声をかけられたりします。その度に、自分の知識を披露したり、「あたしはちびさんじゃありません!」と主張します。
ある日、転校生のマルくんがやってきます。
マルくんはとても小さな男の子。テンちゃんよりも小さいかもしれません。テンちゃんはどちらが大きい確かめようとしますが、マルくんは警戒してか何も言いません。
昼休み、食堂でマルくんがいじめっ子に何か言われています。
いじめっ子はマルくんのお弁当を見て「気持ち悪い。」とか「ベビーフードか。」とか言ってからかっていました。見かねたテンちゃんはいじめっ子に「それっていじわるだよ。」と言います。するといじめっ子に「だからなんだよ、ちーび。」と言われてしまいます。さらにおこったテンちゃんは「あたしはちびじゃない!」と叫びます。
びっくりしてシーンと静まるみんな。
いじめっ子もどこかへ行ってしまいます。怒りながらもマルくんの隣でお弁当を食べ始めるテンちゃん。するとマルくんが「テンちゃんって、いままであったともだちのなかでいちばんおおものだとおもう。」と言われます。お互いに笑いあう2人。
どちらが大きいかそっと比べようとするテンちゃんですが、マルくんに「テンちゃんのほうがおおきいよ」と言われ、「そうかもね。でもちょっとだけだよ。」と笑顔で返しました。
この世界にはいろんな人がいます。
国も違う、見た目も性別も性格も、同じ人は一人もいません。見た目の情報は分かりやすいので、手っ取り早くその人の判断材料になります。でも中身は違っているかもしれないし、どんな人であってもそれがその人自身。尊重していけたらいいね、というお話です。
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31.読書感想文『アザラシのアニュー』あらすじと伝えたいこと
24年夏 青少年読書感想文全国コンクール課題図書
↓童心社(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『アザラシのアニュー』。2024年夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になっています。小学校低学年(1~2年生)が対象です。
寒い冬の日、タテゴトアザラシの赤ちゃんがうまれました。名前はアニューといいます。
体は黄色く、まだへその緒もついたままです。アニューはお母さんのおちちをいっぱい飲んでどんどん大きくなっていきます。数日で毛の色は白くなり、そして1週間もたつとうまれたころの3倍の大きさになります。
うまれて10日たつと、海に入って泳ぎの練習が始まります。お母さんと一緒に毎日練習して、少しずつ泳げるようになっていきます。
そして2週間がたち、春が近づいて氷が溶け始める頃、お母さんは北極へ旅立ってしまいます。アニューは一人ぼっちです。何も食べずに数日たつと、アニューは初めて一人で海へ入ります。泳ぎも上手くないので魚はなかなか捕まえられませんが、やっとの思いで小さなオキアミを食べることができました。
さらに2週間がたち、毛の色が灰色になった頃、アニューも北極へと旅立ちます。初めて見る美しい海に感動し、シロイルカに出会い、魚も上手にとれるようになりました。シャチに襲われて、とても怖い思いもします。
それでも何とか北極へたどり着いたアニュー。とても幸せな気持ちで仲間のアザラシと一緒に海を泳ぎまわりました。
野生の動物というのはとても厳しい環境で生きています。そしてその暮らしは地球環境といつも隣り合わせ。まさに共存しているわけです。私たちもこの先ずっと共存させてもらえるでしょうか。
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32.読書感想文『いつかの約束 1945』あらすじと伝えたいこと
24年夏 青少年読書感想文全国コンクール課題図書
↓岩崎書店(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『いつかの約束 1945』。2024年夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になっています。小学校中学年(3~4年生)が対象です。
9才のみくとゆきなはある夏の日、しゃがみこんで泣いているおばあちゃんを見かけます。
ふたりは心配して声をかけますが、そのおばあちゃんは「おばあちゃんじゃないもん!あたしは関根すず。9才!」と答えてふたりを驚かせます。そしてふたりは子どもとぶつかって心が入れ替わってしまったのでは、と考えます。
そこから元の体(子どものすず)を探し回ります。図書館、駅、スーパー、学校、七ツ木池、心当たりを探しますが、それらしい子どもの姿はありません。
すずは行く先々でいろんなものに驚きます。スーパーに並ぶたくさんの商品、自動販売機、車、アスファルトの道路、冷蔵庫。珍しそうに「あれは何?」とみくとゆきなに質問します。
七ツ木池で戦争の話になった時、すずは急に苦しみ出します。痛がるすずの腕を見ると、ひどい傷がありました。古いやけどの痕です。
休憩するため、3人はみくの家に行きます。
ベランダから見える町の様子にすずは言葉を失います。そして、「戦争はどうなったの?誰が町をこんなにきれいにしたの?」とみくとゆきなに尋ねます。するとゆきなが「いろんな人だよ!」と答えます。そしてすずは「あたし、いろんな人のひとりになる!」とふたりに約束します。
みくの家でうたたねしてしまった3人。
目をさますと、すずは9才のすずではなく、中身もおばあちゃんになっていました。動けないし、何も話しません。マンションの前で困っていると、中学生くらいのお姉さんが「ひいおばあちゃん!」と声をかけて近づいてきました。お姉さんはすずのことをずっと探していたのです。お姉さんは「お世話してくれてありがとう。」とふたりにお礼を言い、すずと一緒に帰っていきました。
次の日、みくとゆきなは図書館へ行きます。
そこでは戦争展をやっていて、手紙や絵が飾られていました。その絵の中に「後藤すず」の名札を見つけます。つらい経験を描いた絵の中に、1枚だけ光にあふれた絵がありました。それは、前日にみくの家のベランダから3人で見た景色そのものでした。絵の題名は「いつかの約束」です。おばあちゃんのすずは9才のすずと入れ替わっていたのでしょうか。
「あたしは9才!」と主張するすずはどう見てもおばあちゃんです。
でも、おおらかで天真爛漫なすずと一緒にいるうちに、みくもゆきなも本当に9才の女の子といるような気持ちになっていきます。すずはとてもキュートなおばあちゃんですね。
また、マイルドではありますが、戦争のことについても書かれています。
すずが経験したであろうつらい生活も少しわかります。戦争は外国で起きること、と思っている子どもは多いでしょう。自国で、しかもわりと最近あったことを知らない子どもも多いでしょう。まして経験した人の声はもう届かなくなってきています。こうした本が考えるきっかけを与えてくれますね。
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33.読書感想文『どうやってできるの?チョコレート』あらすじと伝えたいこと
24年夏 青少年読書感想文全国コンクール課題図書
↓ひさかたチャイルド(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『どうやってできるの?チョコレート』。2024年夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になっています。小学校低学年(1~2年生)が対象です。
チョコレートになるカカオの実は、遠い南の国でできます。カカオの実はとても大きく、中にはカカオ豆になる種がたくさん詰まっています。その種を取り出し、太陽の光にあててよく乾かすことで、カカオ豆になります。そしてカカオ豆は船で日本へ運ばれます。
日本のお店にきたカカオ豆は、まず火であぶり、皮と中身に分けます。そして中身だけを何時間もかけてすりつぶして、なめらかにしていきます。途中で砂糖も入れ、短くても10時間、長いと72時間もかけてなめらかにしていきます。そして型に入れ、冷やし固めたら、私たちがよく知っているチョコレートの完成です。
カカオ豆はチョコレートになるまで何度も変身するのです。また、チョコレートになってからも、また溶かして好きな形にしたり、果物につけて楽しむこともできます。
この本は科学絵本シリーズの一冊なので、純粋にどうやってできるのかの工程が分かりやすく説明してあります。
実物大のカカオの実の写真やしかけ絵本的な要素もあり、楽しく学べます。
ただ、こうした科学絵本や図鑑での読書感想文は書きにくい面があります。事実が淡々と書かれた本に対して、感想というのもわりと少ないと思います。
そんな時、例えば今回のチョコレートの本だったら、「残ったカカオの外側のところやカカオ豆の皮はどうするんだろう。」とか、「カカオの木がちょっと不気味。」といったように、ほんの小さな疑問やイメージをきっかけにして広げていくといいかもしれません。
最終的にチョコレートの話にならなくても大丈夫。感想文なので自由に。
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34.読書感想文『絵本 はなちゃんのみそ汁』あらすじと伝えたいこと
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今回のお話は『絵本 はなちゃんのみそ汁』。10年ほど前にとても話題になりました。本の対象年齢は小学校低学年です。
小学生のはなちゃんは毎朝5時に起きます。そしてパパと一緒に朝ごはんを作ります。はなちゃんの担当はおみそ汁。鰹節を削るところから始めるおみそ汁は本格的なものです。
はなちゃんのママは、はなちゃんが5才の時にがんで死んでしまいました。ママは、はなちゃんが生まれてからずっと入退院を繰り返していました。
はなちゃんは、”ママが子どもをうんだら、がんが再発する可能性が高くなるといわれていたこと”、”うむかうまないか悩んだけど、命がけではなちゃんをうんだこと”をパパから知らされます。
はなちゃんが5才になると、ママははなちゃんにおみそ汁の作り方を教えます。しかも、まったく手伝ってくれず、じっと見ているだけです。そのほかにも、洗濯、掃除などの家事も教えていきます。真面目な顔でじっと見つめるママを、はなちゃんは少しこわいと感じていました。
ママが自宅で暮らすようになったころ、はなちゃんはママに元気になってほしくてピアノをきかせてあげるようになりますが、10日もたたないうちにママは天国へ行ってしまいました。
パパはあまり話さなくなったり泣いたりしていました。そんなパパを励まそうと、はなちゃんはおみそ汁を作ります。おみそ汁を作るとパパが笑ってくれるからです。はんちゃんは天国のママに「はなはこれからも毎日おみそ汁を作るよ。」と約束します。
小学生にしてこのけなげさ、優しさ、かしこさ、我慢強さ。パパは泣いていたけれど、はなちゃんの泣きたい気持ちは誰かに伝わっていたでしょうか。
食を大切にすること、丁寧に生きることの大切さは、重要なポイントとしてありますが、私にははなちゃんがずっと我慢し続けている話にしか思えませんでした。
はなちゃん、10時まで寝よう。菓子パン食べよう。
↓第26回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞を受賞。「絵本 はなちゃんのみそ汁」
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35.読書感想文『セロひきのゴーシュ』あらすじと伝えたいこと
↓理論社(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『セロひきのゴーシュ』。
昔から読み継がれる、宮沢賢治の作品です。この本はいろんなタイプのものが出版されています。今回わたしは読みやすい表現にされた絵本を読んでみました。対象年齢としては小学校中学年(3~4年生)くらいです。
ゴーシュは町の楽団でセロを弾いています。でもいちばん下手なので、いつも怒られてばかりです。ゴーシュは誰もいない練習場で夜遅くまで残って練習していました。
家に帰ってからも夜遅くまで練習をします。
ある日の夜中過ぎ、大きなみけねこがやってきました。
そのねこは「シューマンのトロイメライをひいてごらんなさい。きいてあげますから。」と言いました。ゴーシュは「ねこのくせになまいきだ。」と怒鳴りますが、扉に鍵をかけ、窓を閉め、明かりを消して、「インドのとらがり」という恐ろしい曲を弾きました。するとねこは苦しみ出して逃げ出そうとします。ゴーシュ自身も目がぐるぐる回ってきたので「これでゆるしてやる。」と言って扉を開けると、ねこは風のように走っていきました。
次の晩はかっこうがやってきます。
かっこうは「せいかくにうたいたいからドレミファをひいてください。」とゴーシュに言います。ゴーシュとかっこうは何度もドレミファを奏でますが、かっこうは納得しません。そのうちゴーシュは「かっこうのほうがほんとうのドレミファなんじゃないか。」と思い始めます。そんな自分に腹を立て、かっこうに早く出て行けと怒鳴ります。驚いたかっこうは慌てて外へ出ようとしてガラスに頭をぶつけてしまいます。ゴーシュは慌てて足でガラスを割り、かっこうはそこから矢のように飛び出していきました。
次の晩はたぬきがやってきます。
たぬきは小太鼓の練習をしたいので「ゆかいなばしゃ」を弾いてくれとゴーシュにお願いします。ゴーシュが弾き始めるとたぬきは2本の棒でセロをたたき始めます。するとたぬきが「ゴーシュさんは2ばんめのいとをひくときにおくれるねえ。」と指摘します。ゴーシュははっとして「そうかもしれない。」と納得します。
次の晩はねずみがやってきます。
ねずみから「この辺りの動物は病気になるとゴーシュのセロをきいてなおす。」と知らされます。そして子ねずみの具合が悪いからなおしてほしいと頼まれます。子ねずみをセロの中に落としてセロを弾くと、子ねずみは元気になりました。そしてゴーシュはねずみたちにパンをひとつまみわけてあげました。
町の音楽会の日がやってきました。
音楽会は大成功。ゴーシュはアンコールに何か弾いてやってくれと頼まれます。「またひとをばかにして。」と思ったゴーシュですが、「インドのとらがり」をすさまじい勢いで弾き始めました。お客さんはシーンとなって一生懸命聞いています。ゴーシュが楽屋に帰ると、楽団のみんなから「素晴らしかった。」とたたえられます。
その晩家にかえったゴーシュはかっこうを思い、「あのときはすまなかった。おれはおこったんじゃなかったんだ。」と言いました。
練習熱心だけど少し気難しく頑固なところもありそうなゴーシュ。
はじめは動物たちの指摘にも反抗的でしたが、次第にアドバイスを受け入れ、心のバリアもとけていったようです。もともと頑張り屋さん、だけど不器用。そんなゴーシュの精神的な成長が感じられるお話です。
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36.読書感想文『星の王子さま』あらすじと伝えたいこと
↓岩波書店(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『星の王子さま』。
フランスの作家サンテグジュペリの名作です。この本の日本での初版は1953年。実に70年以上も多くの人に愛されている作品です。
印象的な言葉が満載されているお話です。純粋で、今横にいたら「不思議ちゃん」と言われそうな王子さま。でもまっすぐな言葉の一つ一つが、あいまいにしたがる大人には刺さります。
王子さまは最後、星に帰れたのでしょうか。
死んでしまったのでしょうか。王子さまが大切にしていた花も、いつかは枯れてしまうでしょう。どんな形になったとしても、王子さまが花を大切に思い、花も王子さまが好きなことは本当のことです。大切な存在に気づけたことが王子さまを大きく成長させました。
もしかしたらこの旅で王子さまは”大人”になってしまったのかもしれません。これまでの自分から脱皮したのかもしれません。
また、挿絵も丁寧に見てほしいと思います。絵にあらわされた王子さまの表情や星の様子などから、文章からだけでない感情が生まれるはずです。
そして今回わたしが読んだのは、岩波少年文庫の『星の王子さま』でしたが、絵本版もあります。
内容はカットされている部分もありますし、表現が多少違ったりもしますが、文字数が少なくなるため小さなお子さんにも無理なく読めると思います。絵本から入って、少し大きくなったら文庫版を読んでみるのもいいかもしれません。きっと違った感じ方ができると思います。
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37.読書感想文『エルマーのぼうけん』あらすじと伝えたいこと
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エルマーはりゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか?
エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ) 単行本 – 1963/7/15
今回のお話は『エルマーのぼうけん』。
このお話のあらすじや読書感想文の例文、伝えたいことなどをご紹介しています。
初版の発行はなんと1963年です。実際に読んでみるとこんなに長く愛されている理由が分かります。
困難を乗り越えてりゅうを助けようとするエルマーはさることながら、出てくる動物たちのキャラクターがとても魅力的です。また、裏表紙にかかれているみかん島とどうぶつ島の地図を見ながら読み進めることで、ワクワク感がさらに高まります。
読み終えたらどこかへ探検に行きたくなりそうです。
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38.読書感想文『スイミー』あらすじと伝えたいこと
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スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし ハードカバー – 1969/4/1
今回のお話は『スイミー』です。
このお話のあらすじや読書感想文の例文、伝えたいことなどをご紹介しています。
教科書にも取り上げられており、対象年齢は小学校1年生くらいです。
赤い魚の兄弟の中で一匹だけ真っ黒なスイミー。
一人で海をあちこち泳いでいろんなものを見て成長します。
作者のレオ=レオニは『アレクサンダとぜんまいねずみ』でも知られています。特徴的で版画のようにも見える絵は穏やかで美しいものです。そして、谷川俊太郎さんの翻訳が詩的で各ページに余韻を与えているような気がします。
スイミーのように広い世界を知り、自分が主役の人生を歩んでいけるといいですね。
- 読書感想文の書き方のヒントを例文を用いて提供
- スイミーが伝えるメッセージを分かりやすく解説
- スイミーグミについても詳しく解説!
この一冊から得られる学びを、親子で一緒に探求してみませんか?
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39.読書感想文『かわいそうなぞう』あらすじと伝えたいこと
↓金の星社(アマゾンヘ)↓
今回のお話は『かわいそうなぞう』。あらすじや読書感想文の例文、この本で伝えたいことなどをご紹介しています。対象年齢は小学校1~2年生くらいです。
戦時中に人間の身勝手な理屈で殺された、3頭の象のお話です。
人々を楽しませるために動物園で飼育されていた3頭の象は、爆弾が落ちておりが壊れ、町へ出て暴れたら大変なことになるからという理由で殺されたのです。ライオンやクマなども同じ理由で殺されました。
飢えて弱っていても必死で芸をしてえさをもらおうとする象。そんな姿を見るに堪えない飼育員。動物も人間も悲しすぎます。
誰も幸せにならない、それが戦争です。
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40.読書感想文『さっちゃんのまほうのて』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『さっちゃんのまほうのて』。あらすじや読書感想文の例文、伝えたいことなどをご紹介しています。
対象年齢は小学校低学年(1~2年生)です。
さっちゃんは先天性四肢障害を持って生まれ、右手の指がありません。
元気に活発に幼稚園で過ごすさっちゃんですが、「さっちゃんはおかあさんになれないよ!だっててのないおかあさんなんてへんだもん。」と友達に言われてしまいます。
自分の手が他の子と違うとは思っていても、そこまで気にはしていなかったかもしれないさっちゃんですが、この言葉を受けて自分には障害があるということを自覚します。
さっちゃんは、自分の手は指がないままであることを知ってショックを受け、悲しみにくれますが、両親や友達、先生の優しさに触れることで、自分の手を受け入れ、また自信を取り戻していきます。
幼いさっちゃんの涙は、どうすることもできない、誰も悪くないことが明白であるため、やるせなく人々の心を締め付けます。
それでもさっちゃんは、強く、しなやかな心を身につけて成長していく、そんなお話です。
- さっちゃんが自分の障害を受け入れ、成長していく姿
- さっちゃんを見守る両親の深い愛情
- 障害を持ち、周りの理解を得ながら生きていくことの難しさ
この辺りが見どころであり、感想文を書く時のポイントにもなりますね。
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読書感想文『おこだでませんように』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『おこだでませんように』。
あらすじや読書感想文の例文、この本で伝えたいことなどをご紹介しています。対象年齢は小学校低学年(1~2年生)です。2009年の課題図書にもなっていました。
主人公の”ぼく”は何をやっても怒られてしまいます。家でも学校でも。「ぼくはどないしたらおこられへんのやろ。ぼくはどないしたらほめてもらえるのやろ。ぼくはわるいこなんやろか」”ぼく”のやりきれない気持ちに胸が締め付けられます。
ともすると大人は「この子はこういう子だから」と勝手に決めつけ、勝手に子どもの”像”を作り上げてしまいます。一般常識や体裁といったものの中で生きている大人には、そこから外れる子どもは厄介者に映ることもしばしばあります。
そんな大人の思い込みで評価される子どもはたまりません。
”ぼく”は七夕の時、短冊に「おこだでませんように」と書いたことで学校の先生に気持ちを気づいてもらえ、お母さんにも伝わりました。ちゃんとわかってくれる大人がいて、”ぼく”は自分を嫌いにならずにすんだことでしょう。
同じ思いをしている子どもや、子どもを怒ってしまう大人、きっとたくさんいますよね。それぞれの心に刺さるお話です。
- 七夕の短冊に言えなかった気持ちを込める”ぼく”
- ”ぼく”の気持ちに気づいた大人たちの気持ちの変化
この辺りが見どころであり、感想文を書く時のポイントにもなりますね。
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42.読書感想文『ぼくがラーメンたべてるとき』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『ぼくがラーメンたべてるとき』。
あらすじや読書感想文の例文、この本で伝えたいことなどをご紹介しています。対象年齢は小学校低学年(1~2年生)です。2020年の課題図書にもなっています。
おいしそうにのんびりとラーメンを食べている表紙からは想像できない、重いテーマを持っています。
平和な日本に住むわたしたちがラーメンを食べたり、テレビをみたり、野球をしている今この時、世界のどこかでは水を汲んだり、パンを売ったりしてお手伝いをしている子どもたちがいます。さらには誰もいない町で倒れている男の子までいます。
生まれた国でこうも違う子どもたちの生活。かわいそうの一言ではすまされない、大きな問題です。かといってわたしたちにできることは多くありません。
それでも、事実を知ること、想像すること、その事実を知る人が増えることで、悲しい現実に少しでも光を届けることができる未来があるのかもしれません。
このお話は文章の分量が少ないため、ただ読むだけなら小さいお子さんでもすぐに読み終わってしまいます。でも、この本の真意を理解するのは難しいかもしれません。ぜひ、親子で一緒に読んで、一緒に考えてみてください。
- 同じ子どもなのに、暮らし方が全く違うこと
- ほかの国の子どもはどうしてお手伝いばかりしているのか、どうして男の子は倒れているのか
この辺りが見どころであり、感想文を書く時のポイントにもなりますね。
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43.読書感想文『サーカスのライオン』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『サーカスのライオン』。
あらすじや読書感想文の例文、この本で伝えたいことなどをご紹介しています。
対象年齢は幼児さんとなっていますが、教科書は3年生のものに採用されていることからも、内容を理解するには小学校中学年くらいが適切かもしれません。
サーカスのライオン”じんざ”は、サーカスの中でだんだん年を取っていきます。変わらない毎日に張り合いを持たせてくれた少年との出会い。なのに少年の家が火事になってしまって・・・。
狭いサーカスの世界でただ年老いていくだけだったじんざ。もしもアフリカにずっといられたら、もっと充実した日々だったのでしょうか。
”じんざ”は自分を好きだと言ってくれ、自分を認めてくれている大切な存在である少年を守ろうと炎の中へ飛び込みます。そして命を落とすことになってしまいます。けれど、サーカスの中でただまんじりと老いていくより、じんざにとては命輝く最期だったのかもしれません。
”老いる”とは、誇りある人生とは、”じんざ”の姿にそんなことを重ねて考えます。
きっと”じんざ”は自分の行動に後悔することなく、アフリカの地を風になって走っていることでしょう。
- ”じんざ”の心境がどのように変化していったのか
- どうしても大切な存在を守りたい気持ち
- どうして”じんざ”の気持ちが前向きになったのか
この辺りが見どころであり、感想文を書く時のポイントにもなりますね。
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44.読書感想文『もったいないばあさん』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『もったいないばあさん』。
あらすじや読書感想文の例文、伝えたいことなどをご紹介しています。
対象年齢は3才からです。
真珠まりこさん作の”もったいないばあさん”シリーズの最初の本です。他に『もったいないばあさんがくるよ!』『もったいないばあさんのいただきます』『もったいないばあさんのおばあちゃん』など、多くの作品があります。
茶碗についたご飯粒、出しっぱなしの水、短くなった鉛筆、みかんの皮、ことあるごとに「もったいない」と言ってくるおばあさん。怖い面もあるけれど、短くなった鉛筆でにじ色鉛筆を作ってくれたり、みかんの皮をお風呂に入れると温まるというように、楽しくなる知恵も教えてくれます。
もったいないばあさんは、自分の周りにある物への感謝と愛情を「もったいない」という言葉で表し、子どもの心にも「もったいないってそういうことか。」とじんわりと伝わっていきます。
この本の対象年齢は3才からで、幼児さん向けではありますが、わが家の長男は小学校1年生の時にこの本で読書感想文を書き、表彰されました。・・・いいえ、長男は書いていません。私が書きました。
- 「もったいない」とはどういうことかを教えてくれる
- 我慢だけではなく、親子で楽しめることがいっぱい
- 「もったいない」は世界につながる
この辺りが見どころであり、読書感想文を書く時のポイントにもなりますね。
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45.読書感想文『スーホの白い馬』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『スーホの白い馬』。
あらすじや読書感想文の例文、伝えたいことなどをご紹介しています。
対象年齢は小学校低学年。小学2年生の教科書に採用されています。
馬頭琴という楽器の由来にもなったモンゴルの民話です。赤羽末吉さんの素朴で力強い絵がとても印象的です。
スーホと白馬は強いきずなで結ばれていました。スーホにとっては家族そのものだったでしょう。そんな大切な家族を失った悲しみや怒りははかりしれません。
暴君による理不尽の数々は、到底納得できるものではありません。しかし、それが現実だったことも確かです。
白馬で作った馬頭琴の調べが、モンゴルの地に争いのない穏やかな暮らしをもたらしてくれることを願います。
- 誰かを大切に思い、守ろうとする強い気持ち
- 権力の理不尽さに振り回される人々
この辺りが見どころであり、読書感想文を書く時のポイントにもなりますね。
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46.読書感想文『ゆきのひのプレゼント』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『ゆきのひのプレゼント』。あらすじや読書感想文の例文などをご紹介しています。
対象年齢は3才からとなっていますが、一人で楽しく読むのなら小学1年生くらいでもいいのではないかと思います。
誕生日を翌日に控えたある日、ピコは雪の妖精スノーイーに出会います。
やさしい2人が雪に包まれた冬を温かく楽しく過ごした1日。雪の降る寒い冬のお話なのに、とてもやわらかく、あたたかな気持ちにさせてくれるお話です。
皆さんも絵の中に入って、楽しいお誕生日・クリスマスパーティーに参加してみてはいかがでしょうか。
- ピコとスノーイーの優しい気持ちに包まれよう!
- 可愛らしい絵を存分に楽しみましょう!
- カバーそでの部分のメッセージ欄や「探してみよう!」も楽しい!
あまり読書感想文向きではないかもしれませんが、何より絵本としてとても楽しく、幸せな気持ちになれるのがとてもいいです!
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47.読書感想文『先生、しゅくだいわすれました』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『先生、しゅくだいわすれました』。あらすじや読書感想文の例文、このお話で伝えたいことなどをご紹介しています。対象年齢は小学校低学年(2~3年生くらい)です。
4年2組では、ある時、宿題を忘れてもちゃんとした理由があれば怒られない、という謎ルールができました。この理由が、うそだとバレなくて、みんなが楽しくなるものでないといけないので、それを考えるのがとても大変です。そんなことならちゃんと宿題をやった方がいい、と一周まわって落ち着いていく子どもたち。
子どものとっさの言い訳を、目くじら立てずに聞いてあげて、みんなを前向きにしてしまうえりこ先生は素敵ですね。こんな先生が担任だったら、学校もとても楽しそうです。
子どもたちが頑張って考えた宿題ができなかった理由。そして先生までもが宿題を作れなかった理由。確かにこれだけの話を作るのは大変そうです。
そして、小学校のうちは、こういったもしかしたら無駄かもしれない子どもとのやり取りが大切なような気もします。あなたは宿題を忘れたいですか?それともやりたいですか?
- 子どもの言い訳を受け入れ、楽しもうとする先生のおおらかさと余裕
- 話を作ろうとワクワクしながら考える子どもたち
- 一周まわってみんな宿題をやった方が楽だと落ち着くところ
この辺りが見どころであり、読書感想文を書く時のポイントにもなりますね。
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48.読書感想文『パンどろぼうとりんごかめん』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『パンどろぼうとりんごかめん』。あらすじや読書感想文の例文などをご紹介しています。
大人気のパンどろぼうシリーズの最新刊です。対象年齢は3才くらいからですが、もっと小さな子に読み聞かせてもいいし、小学生が読んでも十分楽しめます。
シリーズ6作目のこちらは、パンどろぼうとりんごかめんが、農園を荒らすいのししをこらしめるお話です。反省したいのししたちが農園を手伝って、たくさんの果物を収穫します。
そして収穫した果物を使って作ったフルーツサンドのおいしそうなこと。色鮮やかで、見ていて楽しく、ワクワクしてきます。
パンどろぼうはその名の通り、元々はどろぼうです。でも、パン屋のおじさんに諭されてパン職人になりました。悪いことをしたんだけど、憎めないキャラ。パンどろぼうに出てくるキャラは、みんなどこか抜けていたり頼りなかったりする憎めないキャラばかりです。
ぜひ全作品をご覧になってみてください。そしてグッズもたくさん発売されています。パンどろぼう展も開催されます(2024年12月6日から12月25日仙台。2025年1月3日から1月26日福岡。)。足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
- パンどろぼうシリーズ最新刊!ニューヒロイン現る!
- ユーモアあふれるストーリーと絵
- 関連グッズやフェアもたくさん!
この辺りが見どころであり、読書感想文を書く時のポイントにもなりますね。
大人気でもあり、最新刊の発売とあって、いたるところでフェアや催し物が開かれています。ユニクロからはかわいいパジャマも発売されます!(2024年11月)
そんなにファンではなくても思わず手に取ってみたくなるものばかりですよ!
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49.あかいてぶくろ
今回のお話は『あかいてぶくろ』。あらすじや読書感想文の例文、伝えたいことなどをご紹介しています。
対象年齢は3~4歳位からですが、小学校の低学年のお子さんや大人が読んでも心に響くこと間違いなしです。
文は林木林さん、絵は岡田千晶さんです。
表紙の赤い手編みの手袋がとても可愛らしいです。こんな手袋欲しいな、と思ってしまいます。
右の手袋と左の手袋は、離れ離れになってもお互いのことを思っています。そして、それぞれの置かれた場所に幸せを感じてもいます。赤い手袋の心の模様を見ていると、人と人との関係性の機微に触れた思いがします。
人をうらやんだり、嫉妬したり、人間関係においては様々な感情がつきまうものです。誰かと比較して、自分をさげすんだりしてしまうこともあります。でも、この赤い手袋は、そんな感情を超越しているのです。一緒に過ごした日々を懐かしく思い、相手がどこかでおだやかに暮らしていると知って安心し、自分の幸せも心得ています。
こんな赤い手袋のような、澄んだ心を持ちたいものです。まあ、煩悩だらけのわたしには無理なことですが・・・。
表紙にひかれて読み始め、読み終わったらきっと赤い手袋が欲しくなっていますよ!大切な人へのプレゼントにも是非お勧めします。
- お互いを大切に思いあう赤い手袋
- 様々な幸せの形と自分自身の幸せを知ること
- 物にも心がある、大切にしよう
- 赤と白を主体とした、優しい絵
この辺りが見どころであり、読書感想文を書く時のポイントにもなりますね。
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50.賢者のおくりもの
今回のお話は『賢者のおくりもの』。
あらすじや読書感想文の例文、伝えたいことなどをご紹介しています。対象年齢は幼児からですが、話の意味が分かるのは小学校に入ってからのように思います。
『最後の一葉』と並ぶ、O・ヘンリーの不朽の名作です。
貧しいながらもお互いのためにプレゼントを贈りたいと考える若い夫婦。自分の大切なものと引き換えにしても、相手に喜んでもらいたいと考えました。しかし、結局はお互いにすぐには使えないプレゼントになってしまいます。
けれど、お互いを思う気持ちを確認することができ、最高のクリスマスを迎えられたことでしょう。
俗世に生きるわたしなどは「無理にプレゼントすることないんじゃない?」とも思ってしまうのですが、ここにはキリスト教の思考”自己犠牲”という心があるのです。
2人の尊い心。ただただ相手を思う愛情。寒い季節にぴったりの、心が温まるお話です。
- お互いを大切に思いあう2人の愛情の深さ
- 物の価値を越える精神的な豊かさ
- 2人が受け取った最高のクリスマスプレゼントとは・・・
この辺りが見どころであり、読書感想文を書く時のポイントにもなりますね。
「賢者の贈り物」は、クリスマスの定番として愛される名作です。
お子さんが読むのはとても素晴らしいのですが、実は大人になって読み返すと、新たな発見がある物語です。この記事では、小学生向けにわかりやすくあらすじを解説し、読書感想文の例文もご紹介します。
では、クリスマスを前に、贈り物って何なのか、この本を読んで考えてみるのはいかがでしょうか。
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51.読書感想文『パンどろぼうとなぞのフランスパン』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『パンどろぼうとなぞのフランスパン』。大人気のぱんどろぼうシリーズの第3作です。
対象年齢は3才くらいからですが、小学生でも大人でも楽しめるお話です。
このお話では”なぞのフランスパン”なるキャラクターが登場します。なぞのフランスパンはもりのぱん屋の厨房に忍び込み、ぐちゃぐちゃにしてしまいます。なぞのフランスパンの正体は、まちのぱん屋のねこでした。もりのぱん屋に嫌がらせをしたのです。それには理由があったのですが・・・。
パンどろぼうはもともと泥棒です。でも、ぱん屋のおじさんにさとされて、パン職人になりました。今回出てくるなぞのフランスパンも悪いことをしてしまいますが、根っからの悪人ではなく、やっぱりいいキャラクターを持っています。
もりのぱん屋のおじさんが作ったクリームパンを食べたねこのまずそうな顔が見ものです。
- パンどろぼうシリーズ第3作。謎のフランスパン現る!
- 悪さをしてしまうけど憎めないキャラクター
- ユーモアあふれるねこの表情やおいしそうなパンの絵
この辺りが見どころであり、読書感想文を書く時のポイントにもなりますね。
また、各地で”パンどろぼう展”が開催されています。(2024年12月6日~25日仙台、2025年1月3日~26日福岡)お近くの方はぜひ足を運んでみてください!
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読書感想文『子うさぎましろのお話』あらすじと伝えたいこと
今回のお話は『子うさぎましろのお話』。あらすじや読書感想文の例文、伝えたいことなどをご紹介しています。
この本は、白うさぎの子”ましろ”が嘘をついて贈り物を2回もらってしまうお話です。対象年齢は3~5歳位からですが、文章量が多いので、自分で読むなら小学校低学年におすすめです。
嘘をついてしまうましろ。お見通しのサンタクロース。わたしたちもサンタクロースのような大きな気持ちで子どもを受け入れ、ゆるし、見守ることができたらどんなにいいでしょう。ましろもサンタクロースの大きな愛があったから、自らの行動を反省し、成長することができたのでしょうね。
お話の中に「イエスさま おたんじょうび おめでとう」という言葉も出てくるように、キリスト教の教えを感じさせるお話でもあります。
親子でましろの行動をあれこれ話し合いながら、「もみの木にこんなおくりものがなったらいいのに。」なんて一緒に考えてワクワクしてみませんか?
クリスマスの時期に是非読んでいただきたい1冊です。
- 嘘をついてしまうましろの後ろめたい気持ちや後悔
- すべてをゆるすサンタクロースの寛大さ
- 贈り物が次々となる、輝くもみの木に感じるワクワク感
この辺りが見どころであり、読書感想文を書く時のポイントにもなりますね。
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つつじ屋の「詩」
1.夏休みの詩の宿題!だから書けませんって・・・。
「読書感想文」と同様、「詩」を作る宿題も毎年ありました。でも”詩”って何でしょう・・・?”詩”を作るって結構謎だと思います。
詩、、、そんなものグレーゾーンの三男が書けるはずもない。
ということで、こちらも私が作って三男は写すだけ。中学3年間、詩の宿題はありましたが、毎年私が作っていました。もちろん先生方にはお見通しですし、少しご理解して頂いていました。
↓以下がその「詩」の記事です。
2.夏休みの詩の宿題その2 こんな感じはどうでしょう・・・
夏休みには読書感想文とともに、生活作文や体験文などが宿題で出されますね。
その中に”詩”というものもあります。日々の生活の中で感じたことを言葉にする。長くない文章で。読書感想文とはまた違った難しさがあります。
今回の詩は三男用に作ったものではないですが、グレーゾーンのお子さんにどうかなと思って作ってみました。小学校の低学年のお子さんにもいいと思います。
↓以下がその「詩」の記事です。
3.夏休みの詩の宿題 その3 『もう中3 まだ中3』
今回の詩は日々のちょっとした感情や不満を言葉にしてみました。
家族だから親子だからこそぶつかることも多い。
「なんで出かけるときに毎回どこに行くかを聞いてくるんだ。」とかね。その言葉にも詩の種がありますね。
ちょっとしたモヤモヤ感を言葉にしてみると、一つ詩ができたりします。
今回の例文はグレーゾーンのお子さんだけでなく、もう少しみなさんが幅広く使えるかな?というものになっています。
↓以下がその「詩」の記事です。
4.夏休みの詩の宿題 その4『送迎の時間』
この「詩」の生まれた背景は?
この詩は昔うちの長男や次男を塾へ送迎していた時のことを思い出して作りました。
特に次男は無口であまり話さなかったのですが、車の中では「この曲のここのドラムがいいよね。」などと本当に些細なことを話していました。
子供たちがどう思っていたのかは分かりませんが、私はこの送迎の時間が結構好きだったので、子どももそうだったらいいなあと思って詩にしました。
↓以下がその「詩」の記事です。
5.夏休みの詩の宿題 その5 『薄い満月』
この「詩」はどんな気持ちで作ったの?
仲の良かった友達と離れてしまったさみしさを感じつつも、いつもと変わらない毎日を過ごす。
今の生活に不満はないけど、ふと物足りなさを感じる。
よくあるシチュエーションです。
今の時代、どんなに離れていてもリアルタイムでやり取りできる。学校を卒業した後もずっとつながりやすい。時間を共有し、同じものを見ることって、人との距離を縮めてくれます。
この詩の主人公も離れた友達とのつながりを大切にしつつも、今の自分のつながりを広げていってくれるでしょう。大切の人や大切な思い出を増やしていってくれるでしょう。そんなストーリーを思い浮かべて作りました。
↓以下がその「詩」の記事です。
6.夏休みの詩の宿題 その6『ラーメンがすき』
この「詩」はどんな気持ちで作ったの?
その昔、子どもの授業参観に行った時、掲示板に誰かの将来の夢として「おにぎりになりたい」と書いてあったことを思い出し、三男のラーメン好きと合わせてみました。
おにぎりになりたいなんて、めちゃくちゃかわいい。
この詩は、ただただ「ラーメンが好き」、というだけの詩です。
みなさんのお口に合えば、、、。
↓以下がその「詩」の記事です。
7.夏休みの詩の宿題 その7『白いヤモリ』
この「詩」は、どんな気持ちで書いたの?
私は虫とかとても苦手ですが、このヤモリの顔が結構キュートでしたね。何年か前にはヘビが2回も脱皮してたりしました。
うちってどんだけ害虫が多いんだって感じもしますが、まあ気の持ちよう。ヘビの皮もお金がたまるとか言いませんか?
↓以下がその「詩」の記事です。
8.夏休みの詩の宿題 その8『雑草はきれい?』
この「詩」は、どんな気持ちで書いたの?
雑草だらけでは何の管理もしていないと思われてしまうこともあります。雑草に罪はないのですが、人間様の都合で亡き者にされてしまうわけです。
それでも時々かわいいじゃんと思うような花をつけていることもあります。それは残しておこうかなとか思うんですよね。
↓以下がその「詩」の記事です。
9.夏休みの詩の宿題 その9『夏休みのお昼ご飯』
この「詩」は、どんな気持ちで作ったのか?
私も3人のこどもの夏休み、お昼ごはんは悩みの種でした。
今、上の2人は家を出て一人暮らしなので、三男だけとなってだいぶ楽にはなりましたが。それでも毎日同じというわけにもいかず、決まったメニューのローテーションで乗り切ります。
今回の詩はそんなつつじ屋家の日常の風景を文章にしてみました。めんどくさがりの私の弁解の詩でもあります。
↓以下がその「詩」の記事です。
10.終わる夏休み 終わらない宿題 ”詩”の宿題は終わりましたか?
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
私自身は心配性で肝っ玉も小さいので、宿題は早く終わらせないと落ち着きませんでした。
なのでたいてい7月中にほとんどが終わっていたという、可愛げのない小中学生でしたね。
友達は最終日になっても終わっていないという子がたくさんいたのですが、そういう子たちに対して勝手にあこがれていたものです。
終わっていない宿題を目の前にして途方に暮れる様子、現実から逃げたい気持ち、そんなあたりを言葉にしてみました。
「~だ」とか「~た」という文末表現を多く使っていますが、こうすることで前半は詩にリズムを持たせ、後半は何を言っても変わらない現実に対してのあきらめ感のようなものを出せるかと思います。
↓以下がその「詩」の記事です。
11.詩の宿題で悩まないで!詩の苦手な中学生向けに入学式の詩を作ってみました
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は春をイメージさせる言葉、”入学式”をテーマにした詩を作ってみました。
春をイメージさせる言葉には、卒業、入学、桜、出会い、別れ、花見、春の嵐など、感情を動かされるものが多いですね。希望とワクワクがたくさん、そしてちょっと切ない、そんな季節です。
詩の内容としては中学生が書いたものと想定しています。
日常生活の中でのほんのひとコマ、リアルな気持ちをつらつらと書いていくだけで詩になります。難しく考えず、見たまま、感じたままを言葉にしてみましょう。
↓以下がその「詩」の記事です。
12.「ひなまつり」をテーマにした詩を小学生の女の子向けに作ってみました
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は春をイメージさせる言葉から、”ひなまつり”をテーマにした詩を作ってみました。
女の子の誕生を祝い、健やかな成長を願うひな祭り。
この時季はお店も街もなんだかとても華やかな雰囲気に包まれますね。たくさんの人の愛情がそこらじゅうにあふれている感じです。
詩の内容としては、小学生が書いたものと想定しています。
ひな人形をテーマに、「ひな人形にはおだいり様とおひな様。三人官女。みんなきれいな着物を着ている。・・・」みたいに、ただひな人形の見た目を言葉にしても立派な詩になりますよ。
↓以下がその「詩」の記事です。
13.卒業を迎える中学生の思いを込めた「桜」の詩を書いてみました
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は春の言葉の筆頭に上がると思われる”桜”をテーマに詩を作ってみました。
春の行事の様々な場面で、桜の存在は欠かせません。卒業式にも入学式にも、もちろんお花見でも。
詩の内容としては中学生が書くものと想定しています。
桜の季節のお別れと新しい出発を表現してみました。お別れと出会い、相反する出来事ですが、どちらの場面にも桜はベストマッチ。桜の淡いピンク色は、すべての人を優しく包み込んでくれます。
↓以下がその「詩」の記事です。
14.花粉症に苦しみながら高校受験を迎える中学生の気持ちを「詩」にしてみました
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は春と言えばこれしか思いつかないくらい悩まされている人も多い、”花粉症”で詩を作ってみました。
大事な行事も多い時期なのに、花粉症がつらすぎて何も手につかない、なんて人も多いですよね。特に受験生にとっては本当に悩ましい。そんなイラつく気持ちを表現しました。
詩の内容としては中学3年生の受験生を想定しています。
詩にだったらどれだけ愚痴っても大丈夫。自分を正当化しても文句も言われません。そのイライラ、表現してみましょう。
↓以下がその「詩」の記事です。
15.新学期を迎える小中学生の気持ちをピンク色をテーマにした簡単な詩にしてみました
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
春のウキウキした気持ちを詩にしてみました。
春は入学式も卒業式も、桜もひな祭りもいちごフェアも、世の中みんなピンク色に染まります。
ピンク色に囲まれると自然に笑顔になり、何かが始まる予感がしてワクワクします。
女の子がピンク色に惹かれるのも当然ですよね。圧倒的にかわいいから。
少し成長するとピンク色から離れるのですが、私のように年季の入ったおばさんになると再びピンク色に惹かれ始めるのです。でも、この年のピンクってあの圧倒的にかわいいピンクではないのですよね。残念ながら。透明感がないというか・・・。
それでもいいんです。ピンク色はきっと皆さんの気持ちを盛り上げてくれますよ。
↓以下がその「詩」の記事です。
16.詩の宿題にどうでしょう。「春休み」をテーマに中学生向けの詩を書いてみました。
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回はそのまんまの”春休み”の詩です。
春休みは多くの学校で宿題もなく、のんびりとした時間が過ごせます。それゆえ、何もせずにいつの間にか終わってしまうのも春休みの特徴ですね。
始まりでもあり、お別れの季節でもあるドラマチックな面を持ちながらも、特に何もせずにのんびり過ぎていく時間に身を置くのみ、そんな過ごし方をする人も多い季節ではないでしょうか。
そこで、暇な時間を過ごす中学生の気持ちを詩にしてみました。
この詩を読んだら、一旦ゆっくりしましょうか・・・。
↓以下がその「詩」の記事です。
17.5月の詩 混雑する「ゴールデンウィーク」をテーマに詩を作ってみました。
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回はゴールデンウィークの詩です。
新しい年度が始まり、初めての環境でがんばっている日々。やっと一息つける連休です。
ゴールデンウィークは気候もいいので誰もが出かけたい気分になり、観光地はどこも大混雑。
そう分かってはいるけれど、やっぱり出かけてしまう。そしてちょっと後悔する。
そんな詩になっています。
↓以下がその「詩」の記事です。
18.5月の詩 ”5月病”は甘えではないですよ。5月病の気持ちを詩に書いてみました。
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は5月病をテーマにちょっとナーバスな内容の詩を書いてみました。
ここまでどんよりはしないとしても、新年度のスタートを全力でがんばって息切れしてしまうこともありますよね。
”5月病”という言葉があるくらいなので、この時期つかれてしまう人はかなり多いということです。
自分だけじゃない。つかれたら「つかれた」と言ってみましょう。口に出すとほんの少し楽になるかも・・・。
↓以下がその「詩」の記事です。
19.6月の詩 洗濯物が乾かない、憂鬱な「梅雨」の詩を作ってみました
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は毎年忘れることなくやってくる梅雨をテーマにした詩です。
小学生の男の子を想定して書いてみました。
自然というものはすごいもので、梅雨は必ずやってきて雲を広げてグズグズの天気が続きます。
雨ふりはやっぱり気持ちもはれませんね。
雨がふらなければ水不足の問題も出てくるのですが、やっぱり晴天がいい。
雨粒をのせた”あじさい”もきれいですけどね。
↓以下がその「詩」の記事です。
20.小中学生がケガで入院した時の退屈な気持ちを詩にしてみました。「突然の入院」
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は元気いっぱいの男子中学生が入院した時の気持ちを詩にしてみました。
実はこれを書いた時、私も入院してしまいました。
出産以外では初めてのことでした。
三食昼寝付きのバカンスのよう。(大病ではなかったので・・・)
健康でいられることは本当にありがたいです。
問題なくいられるのは当たり前ではないですよね。
↓以下がその「詩」の記事です。
21.運動会でおもしろかったのは徒競走!小学生の男の子の気持ちを”詩”にしてみました。
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は運動会での徒競走を楽しみにしている男の子の気持ちを詩にしてみました。
実はこの詩、わが家のグレーゾーンボーイの三男のことを思いおこして書きました。
勉強が苦手で多動で不器用な三男。
ただ走ることは大好きで、少しだけはやいことが彼の自信にもつながっていました。
とは言ってもキラリと光る才能というほどのものではありません。
それでも自分が少しでも得意と思えるものがあるとうれしいですよね。
↓以下がその「詩」の記事です。
22.部活帰りに気を付けて!突然おそってくる危険な「熱中症」をテーマに詩を作ってみました
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は熱中症になってしまった中・高校生位の男の子の様子を詩にしてみました。
中・高校生の男子なんて元気いっぱい。まさか自分が熱中症になってしまうとは思いもよらないでしょう。とはいっても真夏の部活帰りなんて油断大敵。自分の体力を過信しないで、休憩しましょうね。自然の力は偉大なのですから。あらがわない。
夏はね、クーラーの効いた部屋でアイスを食べるしかないんです。外は災害級の異世界かもしれませんよ…。
↓以下がその「詩」の記事です。
23.ひまわりは夏の太陽そのもの!そんなひまわりをテーマに小学生向けの詩を作ってみました。
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回はセミやスイカと並ぶ夏の代名詞、”ひまわり”をテーマに詩を作ってみました。
小学生の女の子がひまわりの持つパワーに驚き、憧れる、そんな詩になっています。
ぐんぐんと上へと伸びていくひまわり。何の疑いもなく上を目指すその姿は、自信に満ちあふれて見えます。
真っ青な夏の空とひまわりの黄色。光輝く夏です。
↓以下がその「詩」の記事です。
24.夏から秋にかけてやってくるやっかいもの”台風”をテーマに詩を作ってみました。
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は夏から秋にかけてやってくる厄介者、台風をテーマに詩を作ってみました。
子どもにとっては「学校が休みになるかも!」という期待の持てる出来事かもしれませんね。でも大人にとっては、会社は休めないし、電車が遅れたりするし、あまりいいことはありません。
被害が出ることもあって、やはり警戒するにこしたことはないですよね。
今年は何回近づいてくるでしょうか。
↓以下がその「詩」の記事です。
25.子どもたちの人気者”しんかんせん(新幹線)”をテーマに詩を作ってみました
この「詩」は、どんな気持ちで作ったの?
今回は ”新幹線” をテーマに、新幹線が大好きな男の子の気持ちを詩にしてみました。
最近では繁忙期ののぞみ号全席指定や、ドクターイエローの引退なども話題になりましたね。
新幹線が大好きな男の子はきっとたくさんいると思います。私も乗るのは大好きです。ちょっと特別感もありますよね。
この夏もたくさんの人の思い出作りのお手伝いをしてくれることでしょう。
↓以下がその「詩」の記事です。
最後に
読書感想文や詩、いろいろ書いてみました。
書き慣れなかったり、考えるのも嫌!という方もいらっしゃると思います。
でも、まったく難しく考える必要はありません。感想文なら「絵がかわいい」から始めてもよし。詩なら「りんごはきらい」から始めてもよし。思いついた言葉をただ並べてみると、だんだん土台ができてきます。
感想文も詩も何を書いても自由です。正解はありません!
お子さんに本をたくさん読んでもらいたいと思っている親御さんに、絵本定期購読がおすすめです
出典 文部科学省 これからの時代に求められる国語力について