専修学校の推薦入試を受けることに決めた面談から数日後、先生から電話がありました。
「学校長からの推薦が受けられました。」
「これから面接の練習をやっていきますので、よろしくお願いします。」
無事に推薦をいただけ、ほっと一安心です。合格したわけではないのですが、一つ山を越えた感じです。
先生からはこれから気を付けることをいくつかお話しされました。
その1。 推薦をもらったことを友達に言わない。
その2。 試験に向けてしっかり勉強する。
その3。 推薦されたことにふさわしい生活態度をとる。
その4。 面接の練習をしっかりする。
です。
多くの生徒さんは一般入試にチャレンジします。自分の力で真っ向勝負するわけです。
その生徒さんから見れば、推薦してもらってしかも早めに合格が決まれば、早く受験から解放されるので、うらやましいと思うこともあるでしょう。
そういった生徒さんの気持ちを考えて、推薦をもらったことを友達に言わないように配慮を求められました。
三男が受ける専修学校は、私立高校と同じ受験スケジュールになっています。
推薦入試が令和5年1月16日。
その合格発表が17日。一般入試が令和5年1月23・24日。発表が25日。
公立高校の推薦入試が令和5年2月6日(面接)。
発表が2月8日。一般入試が令和5年2月22日。(面接が24・27日で、実施しない学校も多い)発表が3月9日となります。
公立の一般入試にチャレンジする生徒さんは卒業式後に合格発表です。
仮に三男が合格できたとして、それが決まるのが令和5年1月17日。
公立一般受験組の合否が分かるのが令和5年3月9日。
進路が決定するのに2か月弱も時間の開きがあります。
三男が決まった後も、みんな自分の目標に向かって一生懸命勉強を続けるのです。
それなのに私立推薦組がのんきにしていたら、ちょっと心中穏やかでいられない気持ち、よくわかります。
上のお兄ちゃんたちは二人とも公立一般受験だったので、当時の卒業式でも進路が決まっていない微妙な状態は、なかなかきつかったなあと思います。
三男にとっては本当にこれしか道がない状態だったので、推薦がいただけて心から有難いと思いました。
ただ不思議に思うこともあります。
それは三男の内申点。中学3年の2学期のことです。
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内申点11点!9教科ですよ、もちろん・・・。
学力での推薦ではないということでしょうか。
かといって三男が特別何か頑張ったわけではありません。部活も帰宅部でした。
なので、この生徒はこんないいところがあるので推薦します!というより、この生徒は必ずそちらの学校へ入学しますのでよろしくお願いします!という意味合いでしょうか。
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これまで私立の推薦入試でも内申点は20点くらいはいるのかな、くらいに思っていたので、三男でも推薦をもらえることには少し驚きました。
もちろん難しい学校の推薦入試を希望するなら、それ相当の内申点や実績が必要ですよね。
三男のおかげで入試のいろんな形を勉強できました。
![](https://www.grayzone.blog/wp-content/uploads/2023/04/noiroze_juken_man.png)
学校の先生が配慮して下さって推薦もらえたり、私たち親があーでもない、こーでもないと必死になって考えているのに、当の本人は相も変わらず「何でもいい。」というだけです。
”本当に勉強はしたくない。”
できれば家でゴロゴロしながらYouTubeをみたりゲームをしていたい。
働きたくもない。何もしたくない。
お金がなくてもかまわない。”
これが三男の考えです。自分の問題だよと言ったところでまったく響きません。
この考え、いつかは変わるのでしょうか。変わらないのかな。
私は本当にビビりで心配性なので、こういう所も気になって仕方ないのです。
当然三男本人は何の心配も感じていません。
自分の将来、何とかなると信じ切っている。というか何も考えていないのか。
今は中3の冬休み。面接の練習をやるように先生から宿題が出されていますが、やるはずありません。3学期が始まったすぐその翌週には入試です。はたしてどんな結果になるでしょうか・・・。
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↓こちらはグレーゾーンの子どもに向けて書いた読書感想文の一覧です。