夏休み、子どもから『詩なんて書けないよ』と言われた時、あなたはどうしますか?
特に発達グレーゾーンのお子さんを持つ保護者さんなら、なおさらそう感じるかもしれません。
そんな悩みを抱えている保護者の方へ。わが家で作った詩の例文を通して、子どもさんと一緒に詩を書いてもえれればと思います。
詩の内容は、実際にわが家のグレーゾーンボーイの三男が、中学3年生の夏休みに宿題として提出した詩をそのままご紹介します。
といっても三男に書けるはずがないので、私が作ったものを書き写しただけですが…。
わが家の三男に限らず、詩なんてどう書けばいいのか分からない、というお子さんはたぶん多いのではないでしょうか。そんなお子さん、お母さんのヒントになれば幸いです。
- 発達グレーゾーンのお子さんの詩づくりをサポートするために、詩の例文をご紹介
- 詩づくりを通して、子どもとの絆を深める喜びと、子育ての悩みを共有
- 夏休みの「詩」宿題を例文を参考に早く作れる!
詩の例文を通して、悩める保護者さんへのヒントが満載です。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
発達グレーゾーンの子どもと母親で作った心の詩
- 夏休みには読書感想文と同様、詩を作る宿題も毎年あります
- 夏休みの詩『ぼくは、勉強がきらいだ』例文
夏休みには読書感想文と同様、詩を作る宿題も毎年あります
”詩”って何・・・。”詩”って結構謎。
詩、、、そんなの三男が書けるはずもない。
ってことでこれも私が作って三男は写すだけ。
中学3年間、詩の宿題はありましたが、毎年同じような内容で提出しました。
以下、その詩になります。
夏休みの詩『ぼくは、勉強がきらいだ』例文
ぼくは勉強が苦手です
学校では毎日6時間の授業があります
体育以外さっぱりわかりません
しっかり話を聞かないと、と思っても
ずっと分からないので集中できなくなります
だから通知表もすごいです
だからぼくは勉強がきらいです
苦手だけどがんばろうと思っても
何一つ分からないのでいやになります
教科書をしっかり読もう
予習・復習をしっかろやろう
基本だけでもできるようになろう
いろんなアドバイスをもらって
がんばっていたこともあったけど
分かるようにはなりませんでした
ぼくは勉強が苦手だし、きらいです
たぶん、ぼくは勉強には向いていない
ほかになにかとりえがあるのかと言われても
それもまったく分かりませんが
でもぼくはいつも前向きです
自分の向いている方が前だから
勉強はきらいだけど自分のことは好きです
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発達グレーゾーンの子どもと母親で作った心の詩 まとめ
この「詩」はどういう気持ちで書いたの?
勉強が嫌いなこと、どういうやり方をしてもできるようにならなかったこと、努力ではどうしようもないことを伝えたいわけです。
中学3年生にしては幼い言葉遣いですが、それが三男の実情に合っていると思います。難しい言葉や気の利いた表現なんてできませんから・・・。
なので、この詩は小学生のお子さんにも向いていると思います。
詩の内容は三男の気持ちそのもの。もう勉強はやりたくないんです。それでも三男はいつも明るく前向きで、大丈夫かとこちらが心配になるほど・・・。
”詩”も”感想文”も書けなくてもいい。自分を好きな気持ちだけは持ち続けてほしいと願っております。
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↓こちらは夏休みの詩の宿題です
↓ここから下は夏休みの読書感想文です
出典 文部科学省 これからの時代に求められる国語力について