グレーゾーン三男が、小・中学校の”夏休みの宿題”のためにイヤイヤ書いた(ほんとは母親が書いた)”詩” について、第6作目のお話をさせていただきます。
今回の作品は、みんな大好き”ラーメン”についての詩です。
こんにちは。つつじ屋です。
地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしています。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
読書感想文と同様、詩を作る宿題も毎年ありました。
夏休みには読書感想文とともに、生活作文や体験文などが宿題で出されますよね。その中に”詩”というものもあります。
日々の生活の中で感じたことを言葉にする。長くない文章で。読書感想文とはまた違った難しさがあります。
当然うちの三男に書けるはずもなく、毎回私が作ったものを写すだけでした。
今回の詩はグレーゾーンのお子さんや、小学校低学年のお子さんに使えそうな内容になっています。
以下その詩です。
夏休みの詩の宿題『麺の詩 ラーメンがすき』
ぼくはラーメンが大すきです
もう毎日毎食ラーメンでいいです
できればチャーシューがいっぱいで
メンマも入っているとなおいいです
お店のラーメンはもちろん
カップラーメンでももんだいなしです
さむい日に食べると体もあたたまって
しあわせなきもちになります
あつい日にあせをダラダラかきながらでも
たべおえるときぶんそうかいです
でもラーメンばかりだとダメみたいです
えいようがきちんととれないそうです
だからいえではあまり作ってくれません
めんとスープとチャーシューとメンマ
それだけでかんぜんえいようしょくになるように
めんとかスープにえいようを入れてほしいです
そうしたらすごく売れると思います
そういえばともだちがいっていました
その子のすきなものはおにぎりです
「ぼくはしょうらいおにぎりになりたい」
ぼくはラーメンが大すきだけど
ラーメンになりたいとは思いません
だってぼくがラーメンになってしまったら
ぼくはラーメンをたべられなくなるから
一生ラーメンしかたべられないとしても
ぼくはりっぱに生きていけます
この『麺の詩 ラーメンがすき』はどんな気持ちで作ったの?
これはただただラーメンが好き、というだけの詩です。
文学性も季節性もまったくありませんが、子どもが作るものにそれを求めてもどうなの、っていうところです。難しいことは考えず、思いついたことを言葉にしていく。
それでも、言葉なんて浮かんでこない、ということもありますよね。
それなら例えば、「暑い、暑い、暑い、暑い、暑い、・・・」と10回くらい書いてみましょう。涼しくなりましたか?暑いままですか?「なんだ何回かいても暑いままだ」そのまま感じたことを書いてみましょう。
詩の種が生まれましたよ。
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↓こちらは夏休みの詩の宿題です
↓ここから下は夏休みの読書感想文です
出典 文部科学省 これからの時代に求められる国語力について