今回はセミやスイカと並ぶ夏の代名詞、”ひまわり”をテーマに詩を作ってみました。
小学生の女の子がひまわりの持つパワーに驚き、憧れる、そんな詩になっています。
ぐんぐんと上へと伸びていくひまわり。何の疑いもなく上を目指すその姿は、自信に満ちあふれて見えます。
真っ青な夏の空とひまわりの黄色。光輝く夏です。

うちの三男、グレーゾーンボーイです。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。

詩は見たまま、感じたままを言葉にしてみよう

夏休みになると詩を作る宿題が出ること、多いですよね。短くていいから楽だけど、どう書けばいいのか分からない、ということもあると思います。
わが家のグレーゾーンボーイの三男も当然詩なんて作れるはずがなく、いつもわた書いていました。
夏ならセミ、海、花火、スイカなど、まずテーマを決めて、それはどんな見た目なのか、自分はそれが好きなのか嫌いなのか、そんなことを書き出してみると、多分詩になっていきますよ。
小学生向けの詩「ひまわり」

ひまわりはきっと太陽の子ども
丸い太陽のまわりから光があふれているみたいに
大きな丸のまわりに花びらをいっぱいつけて
わたしはここだよって太陽に顔を向ける
はなびらの黄色も 力強くて元気いっぱいでとても明るい
ニコニコ笑っているみたい
ひまわり畑のひまわりは
風に吹かれるとみんなでそろって体をゆらす
大きな声でなかよく合唱しているみたい
いつもみんなで同じ方向をみて 本当に仲がいい
庭のひまわりは
もっともっと太陽に近づきたいのか
ぐんぐんぐんぐん背を伸ばす
くきはわたしのうでくらい太いし
高さはとうにわたしのせたけをこえている
ひまわりはエネルギーのかたまりだ
ひまわり畑のひまわりも 庭のひまわりも
夏の青空とまぶしい太陽の光を受けて
みんな黄色くかがやいている
わたしもひまわりみたいにぐんぐん大きくなりたい
上を見上げていっぱいわらって
まわりのみんなにも元気と笑顔をとどけたい
夏の象徴”ひまわり”をテーマにして小学生向けの詩を作ってみました
ひまわりのあの強さはどこから来るのでしょうか。
ぐんぐん上へと伸びていく成長力もさることながら、いつも太陽に向かって真正面に顔を向けることのできるところに、内面的な強さまでも感じてしまいます。
一面のひまわり畑で、少し小さめのひまわりがみんな同じ方を向いているのは圧巻です。風に吹かれて仲良く肩をゆらすのも素敵。
一方、よく近所の家にある、巨大なひまわりにも驚きますね。どうしたらそんなに高く太くなれるのか。種をいっぱいつけて重いはずなのに、太陽に向かて顔を上げています。
他人の顔を真正面から見つめられない時ってあると思います。自信がなかったりどこか後ろめたかったり。
でもひまわりにはそれがない。裏表なくいつも真っ向勝負。自信に満ちあふれています。
ひまわりのそんな姿に人は憧れ、うらやましく思い、元気をもらうのですね。

私(つつじ屋)が運営している子ども向け学習塾の記事です。塾を開業してみたい方はぜひどうぞ。

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