今回のお話は『よるくま クリスマスのまえのよる』です。
対象年齢としては幼児さん。字が読めるようになったお子さんへのクリスマスプレゼントに最適です。
小学生が感想文を書くための本としては少し幼いですが、うちの三男のようにたくさんの文字は読めない、といったお子さんにはいいのではないでしょうか。
ママに怒られてサンタが来ないのでは、と心配して眠れないぼくの所へよるくまがやってきます。
ぼくはサンタを知らないよるくまにプレゼントをあげます。するとプレゼントの中の一つの飛行機が本物になって、ぼくとよるくまは夜の空を飛びまわります。でもよるくまの家まで来ると、よるくまは飛行機を降りて家へ帰ってしまいました。甘えるよるくまを見て、ぼくは幼いころのことを思い出し、ママの優しい声が聞こえてきます。安心したぼくはぐっすり眠り、そばにはママからのプレゼントが・・・。
幼い子どもの素直な感情、ママの愛情。叱られても、ママはぼくのことが大切で大好き。ぼくとママの温かな毎日が感じられます。
うちの三男グレーゾーンボーイです。
私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。
お子さんに本をたくさん読んでもらいたいと思っている親御さんに、絵本定期購読がおすすめです
この読書感想文の例文を活用して、文章を「書く価値がある」の?
夏休みといえば頭が痛くなるのが「読書感想文の宿題」ですよね。
親が代筆してまで子どもの読書感想文を手伝う。などは私のグレーゾーンボーイの三男にも行っていました。
じゃあなんで読書感想文なんて書かなければいけないのでしょう。
まぁズバリ言ってしまえば「宿題」だからです。なので難しいことは抜きにして提出しなければならないものはさっさと提出できるように、この読書感想文の例文を活用して下さいね!
また小学生の子どもを持つ親御さんにとって、このブログの読書感想文を使って「書く価値がある」のかもいくつか考えてみました。
1. 子どもたちの参考となる、具体的な読書感想文
この読書感想文により、どのように文章を構成し、どのような内容を盛り込むべきかが明確になるため、子どもが読書感想文を書く際のサポート役として活用することができます。
2.子どもとママのストレス軽減
夏休みの宿題は子どもや親にとって大きなプレッシャーになることがあります。
特に読書感想文は、文章を書くのが苦手な子どもにとっては大きな負担です。子育て世代のママたちは子どものストレスを軽減し、楽しい夏休みを過ごさせたいという気持ちも強いですよね。
3. 忙しいママと子どもの時間を節約
忙しいママや子ども(子どもは暇かな?)にとって、読書感想文の書き方やアイデアを一から考えるのは大変です。
このブログに掲載された読書感想文を参考にすることで、時間を節約し、効率的に宿題を進めることができますよ。皆さんも時間を節約するために、このブログに訪れるかたも多いのではないでしょうか!
この読書感想文のブログ記事を掲載することで、多くのパパ・ママの手助けができ、子どもたちの学びがより充実したものになると考えています。
私の読書感想文が多くのパパ・ママにとって貴重な情報源となることを願っています。
読書感想文『よるくま クリスマスのまえのよる』
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よるくまってほんとうにいたのかなあ、というのがわたしのさいしょのかんそうです。
いえにはかぎがかかっているはずだから、だれもはいってこれないはずです。それにだれかはいってきたとしても、かぞくがきづくとおもいます。
ぼくがよるくまにあげたプレゼントのひこうきがほんものになって、よるのそらをとびまわるなんて、ほんとうにおきるとはおもえません。
ぼくはねむれないっていっていたけど、ほんとうはずっとさいしょからゆめをみていたんだとおもいます。ゆめの中で大すきなよるくまとおはなししたり、ひこうきにのっていたんだとおもいます。
ママにしかられて、サンタさんがやってこないかもしれないとしんぱいになるぼくのきもち、よくわかります。わたしもおかあさんに
「そんなことしてるともうサンタさんこないよ!」
っていわれることがあります。そんなとき、とてもさみしくてかなしいきもちになります。クリスマスのまえのよる、すごくワクワクしてねて、あさおきたときにプレゼントがあるの、とてもうれしいです。あんなにうれしいことがなくなるかもしれないとおもったら、ほんとうにがっかりです。
よるくまがいえにかえって、おかあさんにだっこしてもらっているのをみて、ぼくはうらやましそうです。ぼくはもう大きくなったから、あんまりおかあさんにだっこしてもらえないんだろうなとおもいました。そのうえいっぱいしかられてしまって、さみしかったとおもいます。もしかしたら
「ママはぼくのことなんかもうきらいなんだ。」
とおもっていたかもしれません。
でもぼくのきおくの中で、ぼくはママにとてもだいじそうにだっこされています。まだ小さかったその時のサンタさんからのプレゼントはよるくまでした。よろこぶぼくをみながら、ママも
「うれしい うれしい うれしいねえ。」
といっています。ぼくはとてもうれしそうだけど、ママもとてもうれしそうです。ぼくのことがかわいくてしかたない、というかんじがします。ぼくがうまれてからずっと、ママはぼくのことが大すきなんだとおもいます。
やっぱりこのおはなしは、さいしょからずっとぼくのゆめの中のことなんだとおもいます。
ふつうではおこらないことがおきているし、ばめんがきゅうにかわったりするからです。ゆめの中って、はなしがつながらないこともあるけど、そういうものだよねっておもえてしまいます。このおはなしはずっとそういうかんじでした。
たぶんぼくは小さいときにもらったよるくまが大すきで、ずっとだいじにしていたんだとおもいます。
そのくらいのときは、ママにいっぱいだっこされていたんだろうとおもいます。だからよるくまはママからだいじにされていることのしょうこです。ぼくがだいじにするにきまっています。
きっとぼくはサンタさんがこないかもしれない、ということがかなしいんじゃなくて、ママにきらわれたかもしれない、とおもってかなしくなったんだとおもいます。
でも、おこってもママはぜったいぼくのことが大すきだとおもいます。たぶんわたしのおかあさんも、どこのおかあさんもそうだとおもいます。
クリスマスのあさ、ぼくもママもきっといっぱいわらっているとおもいます。
大切なこと
「読書感想文」を書くためには、まずは本(本物:現物・電子書籍)を一度は読んだ方がよいですね。
皆さんにこの「読書感想文」の記事を参考にして頂けることは、大変ありがたいと思っています。
しかし、本(本物)を読まずに、この読書感想文の記事だけをたよりに文章を書けば、皆さんの書く読書感想文の内容がチグハグになってしまうからです。
図書館で借りればOKなので、必ず本(本物)に触れて、読んでから読書感想文を書くことが大切ですね。
『よるくま クリスマスのまえのよる』で伝えたいこと
このお話で伝えたいことをあれこれ言うのもどうかと思いますので、簡単に。
お母さんはいつも子どもが一番大切
よるくまのお母さんもぼくのママも自分の子どもをぎゅっと抱きしめています。
その姿には無条件の愛情を感じます。どんなに怒っても、子どもを大切に思う気持ちは変わらない。成長するにつれて接し方は変わっても、大切に思う気持ちは変わらないのです。
心の底にある母親に嫌われることへの不安
ぼくはサンタが来ないかもしれない、と心配していますが、心の底にあったのはそこではないのかな、と。小さい頃はいっぱい抱っこしてくれて可愛がってくれたのに、今はひどく叱られてしまう。ママはもうぼくのことが好きではないのかもしれない、と不安になっていたのだと思います。子供が成長する中で、一度は通る気持ちかもしれません。
ちょっと甘えん坊のぼく。朝目覚めてプレゼントを目にした時、どれほどうれしかったことでしょう。プレゼントももらえ、ママの愛情も確認できて幸せだったでしょうね。
↓いろんな本にふれる機会があるといいですね! ↓
今回も400字詰め原稿用紙3枚分です。(1200文字)
クリスマスってワクワクしますよね。
大人でもそうなのだから、プレゼントをもらえる子どもたちにとっては本当に楽しみな日。誕生日プレゼントとはまた違ったワクワク感があります。
そしてこの時期に多くの家で発生するのが「そんなことばかりしてると、サンタさんこないよ!」発言。子どもにとってはキツイ一発です。「別にいいもん!」と強がってはみたものの、クリスマスイブの夜には「明日プレゼントあるかなあ・・・。」と不安になる子ども。ほほえましいのですが、子どもにとっては大問題です。
親としても子どもを喜ばせたくてあれこれと思案します。
”サンタ”の存在を信じている子どもには、いかにばれずに欲しいものを聞き出し、どこにプレゼントを置くか、大きなミッションになります。そうやってあれこれ考えていることが、もう愛情の年末大セール。
↓ここから下は夏休みの読書感想文です
↓こちらは夏休みの詩の宿題です