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夏から秋にかけてやってくるやっかいもの”台風”をテーマに詩を作ってみました。

台風の詩サムネイル
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今回の記事を簡単にお話します

今回は夏から秋にかけてやってくる厄介者、台風をテーマに詩を作ってみました。

子どもにとっては「学校が休みになるかも!」という期待の持てる出来事かもしれませんね。でも大人にとっては、会社は休めないし、電車が遅れたりするし、あまりいいことはありません。

被害が出ることもあって、やはり警戒するにこしたことはないですよね。

今年は何回近づいてくるでしょうか。

うちの三男、グレーゾーンボーイです。

私は地方在住の50代。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。

家族:だんな 定年間近の会社員
  長男 大学生 勉強が大好き
  次男 大学生 自由が大好き
  三男 高校生 ウルトラマン大好き

三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。

このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事などを、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。

読書感想文のイラスト
「詩」の宿題はうちの三男ぼうずにはむりでした。。。
目次

詩は見たまま、感じたままを言葉にしてみよう

図書館でお勉強
詩は見たまま、聞いたまま、感じたまま!

読書感想文や作文とならんで、夏休みの宿題に出されることも多いのが詩。短くていいんだけど、逆にどう書いたらいいのかよく分からない、ということもあります。

わが家のグレーゾーンボーイの三男にも書けるはずがなく、いつもわたしが作っていました。

今回のように自分の目に見えていることだけを並べていっても、何となく詩になります。気の利いた言葉遣いもいりませんよ。

夏のやっかいもの 詩「台風」

台風のイラスト
毎年、毎年、台風はほんとやっかいですね。

ヒュー!ゴーッ!

雨なのか風なのか分からない不気味な音

吹き付ける暴風にしなる街路樹は

あらがわずに風に従うことで自分を必死に守る

悲鳴を上げて泣き続ける電線は

細く頼りなく見えて 案外しぶとく電柱にしがみつく

どこから飛んできたのか カラカラ転がるペットボトルは

転がるよりも本当に飛びそうで ほぼ凶器

一瞬の沈黙の後 突如家が持ち上がりそうな風が吹く

どちらに向かって降っているのか分からない大粒の雨

車のタイヤがあげる水しぶき

道路には雨水があふれ あちこちに巨大な水たまりを作る

落ち葉で詰まって機能しない排水溝

川になっていく道路

警戒を呼びかけるテレビのニュース

画面には台風情報の帯が出続けている

台風は渦を巻いていて目がある

目はあるがもちろん何か見ているわけではない

だからその進路にも意志はない

空いている場所にただ押されて移動しているだけ

何に怒っているのか 何が不満なのか

暴風雨で暴れ散らかす

さらに勢いを増す雨と風

永遠に続きそうな真っ黒な空

街路樹も電線も なすすべなくさらされたまま

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夏のやっかいもの、台風をテーマに詩を作ってみました。

強風で吹き飛ばされる
毎年恒例の台風はやっかいですね。

最近の台風はとてつもないパワーを持つものが多くなってきましたね。毎年のようにどこかで甚大な被害が出ています。

水不足の地方には貴重な水をもたらしてくれるという面もありますが、どうしても被害の方がクローズアップされるので、台風はいつも悪人です。

今回の詩は、目に見える事実、事象を言葉にすることをメインに作ってみました。人の感情はほとんど入れないようにしてあります。これ、私にはけっこう難しいのです。本当は情景や事象だけを言葉にしてあるのに、それを見ている人の心の動きが分かるような詩も書いてみたいものです・・・。それができたら詩人ですね。あつかましい。

余談ですが、わが家のグレーゾーンボーイの三男は台風が大きらいです。「夜寝れんじゃん…。ビビってないよ!」とビビりまくっています。

辛い
三男は高校生になっても台風にビビッてます!

↓こちらはグレーゾーンの子どもに向けて書いた読書感想文の一覧です。

↓こちらは読書感想文と詩の一覧表です。

↓ここから下は夏休みの読書感想文です

台風を怖がっている男の子イラスト
台風がこわいです。

↓こちらは夏休みの詩の宿題です

”読書や作文、詩について” 文部科学省 学習指導要領「生きる力」 各教科 国語より

文部科学省 小学校指導要領
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